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先日、日本人で初めてＦ１に乗ったと言う友人と飲むことになりました

ただの旧友として飲めばよかったけど

私の職場にいらして下さるお客様で、やはり昔、浮谷東次郎とか、生沢徹とか本田博俊諸氏らと共に走っていらした

長谷川さんと仰る方がいらっしゃいます（写真のドライバーは長谷川さんです）


昭和一桁世代だそうですが、いまもＣＢＲ１０００ＲＲにお乗りです

この頃腰を痛められて、たまに第三京浜往復なさるくらいで遠くには行かれなくなりましたけど…


たまにフラリと私の職場にいらして、本を見たり昔のお話を楽しそうになさいます


だいたい私自身、青春時代に車に興味もなく、友人達の車をただ見たり、乗せてもらったり、話を聞き流していたくらいで今さら特に何の知識もありません


そこへ持ってきて、現在周りにいる若い衆は、浮谷東次郎といっても「？？？」本田博俊、生澤徹とか言っても「？？？」


長谷川さんのお話はいつも貴重なお話で、当時、車や、走ることに興味を持たれていた方たちにはワクワクするようなお話ばかりですのに

（すごいお話だ位は私にも分かるのですが…）


で、このチャンスに長谷川さんも飲み会にお誘いしました、長谷川さんが昔の写真を少しばかりお持ちになって、お話は大盛り上がり！

記録しておきたいほどの、雲の上なお話でした





一つ覚えてきたのは「富士スピードウエイの３０度バンク」のことでした


新井君は「あれは凄かったよ、歩けないんだから～　あれを走ったのは、ぼくらが最後の世代だと思いますよ…あそこの入り口が狭くてねぇ…」


長谷川さん「そうそう、渋滞するんだよ、スピードを出して突っ込みすぎるとはらんでガードレールの方にズルズルいって何人のドライバーがガードレールから吹っ飛んだことか…亡くなった選手もいましたよ」


この夜の嬉しそうな長谷川さんを見ていると、お誘いして本当によかった！　と思いました



そして新井君が、「田舎のほかの人たちもみんな同じだよ」と言ったけどまさにそうです、Ｆ１ドライバーとか言っても「雲の上人」で、一緒にやって来た訳ではないので所詮よそ事で、昔机を並べて学んだ新井君でしかありません


だからこそ彼は、田舎でも堅実に生きることができ、そして今、別な人脈の中で新しい事業も開くことができるのでしょう



この降って湧いたような、再会と言う新しい風を受けて、私も頑張っていこうと思います