2005年08月02日
<WAX・コーティング剤処理>
さぁ、いよいよ洗車のメイン工程です。
WAX・コーティング剤処理は、塗装上に保護膜をはって塗装面を保護する為の重要な工程です。
この処理を行わないと、酸や紫外線の影響を受けて塗装は経時的に劣化していきます。
保護剤として何をチョイスするか?多種多様な商品があり迷うところではないでしょうか。
このコーナーは、私の使用経験のあるWAXとガラス繊維系コート剤についてアップします。
WAX
長年WAX一筋で愛用してきましたが、03年9月からガラス系コート剤に変更です。
使用していたWAXは、カルナバWAXと言われる商品で、GRIOT‘sやシュアラスターでした。
☆用品&用具
・缶入りWAXの角が乾燥して固化していませんか?
・WAX用スポンジ、拭き取り用クロスなど前回使用したままではないでしょうね
この様な状態では奇麗にするどころか傷を付けているようなものです。
☆処理ステップ
・処理パネル毎に水洗後の水滴をウエスで大雑把に拭取ります。
・水を含ませたスポンジでWAXを塗り込んでいきます。
・WAXの塗り込みと拭取りはパネル毎におこない、特に拭取りはWAXが半乾き状態で拭取り磨き上げます。
このステップを各パネル毎に繰り返します。
なぜ?なに?一刀両断!
「彼を知り己を知れば・・・」より、
カルナバロウを知ることで対応策も見えてきます。
WAXの主成分であるカルナバロウ、このロウの塊はコンクリートにも相当する硬さです。
ですから、WAXやクロスの管理が大切であり、半乾き状態で拭きあげる必要があります。
WAXは薄く均一に塗布するのは難しく、水を含ませたスポンジは便利。
車好きな人にはいないと思いますが、車全体にWAXを塗布した後に拭きあげる・・ダメですよ。
拭取りが大変だけではなく前述の状況となり磨き傷が発生しやすくなります。
WAX(カルナバロウ)は熱に弱い、車体温度は炎天下では70~80℃になります(実測済)WAXは溶けて流れて汚れを取り込み付着しムラになります。
だからWAX使用時はこまめな手入れが不可欠でした。
これがWAXですが、磨き上げた後のなんとも言えない輝きが好きでした。
To be continued
Posted at 2005/08/02 22:15:56 | |
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