
SとCの比較レポート その2です。
その1は
こちらから。
この画像は本日の雨滴状態です。
コート剤の施工と状況
1.塗布時の工程
水洗でボディーに残った水分を大雑把に除去します。
コート剤塗布にはそれぞれ別のスポンジ(
ここのNo1)を使用し、コート剤使用量は1~2プッシュ(滴)をパネルの手の届く範囲に施工しています。
塗り易さの点では、WAX系のような重いといった差はなく共に軽く塗布できる。(両者に大差なし。)
Sは有機溶剤臭があり気になるところか、又使用当初は感じられなかったが、ここ最近の気温によるためか薬剤斑(シミ・ムラ?)が目に付くようになった。
Cにはその様な状況は見られない。(気が付かないのかも・・・であるが、目立たないのはストレスがなくていい。)
2.余剰分の洗い流しと水拭き取り工程
パネル毎に塗布したら余剰分を洗い流しますが、シャワーリングのみでは、前述のSの薬剤斑は残る。
その後、クロスで水分を拭き取りますがこのときにSの薬剤斑も拭きとられる。
3.空拭き(完了)工程
クロスで拭き取りウエスで空拭きを繰り返しパネルを仕上げます。
Cは、塗装面に被膜ができたような感じで、滑るように軽く施工でき、被膜感が実感できる。
しかし最近では、WAX系の拭き取り時の様な拭きカスが見られる。
ここのNo2で。
Sは、感じとしてクロスが引っかかる様な重い感じをうける。この感じは両者を比較して感じる点であり、通常では意識できないのでは・・・と。
拭き上げ後には、薬剤ムラなのか、拭きムラなのかムラ感を感じる。
このイメージとして、薬剤の濃い薄いがあるかの様に、光沢(艶)に濃淡(ムラ)が感じられる点である。
ここのNo3でイメージしてもらえるのでは?
完了後の画像を
ここで。
コート処理の満足感は、完了時の艶や輝きともう一つ降雨時の撥水状況であると思っている。
4.降雨時の状況
降雨時にその特性(撥水・親水)が現れる。
Cは、親水性で水滴はつぶれた様な(大きめな水滴)状況であるが、疎水性被膜(膜様に水が引く)は洗車時には確認できるが、降雨では現れない。
Sは、撥水性でコロコロとした水滴で、WAX系に馴染んだ人には、いかにもコートしたという施工感を受ける。
この辺の違いは、好みによるところが大きい。
雨滴状況は
ここと
こちらにも。
5.降雨後の汚れ状況
Sは、斑点(リング)状汚れとなる、輪郭がはっきりする分目立つ。
Cは、スジ状汚れでSより目立ち度は少ないのは、セルフクリーニング効果なのであろう。
初期汚れはこんな感じを受ける。(比較するから違いが出るのだが)
春先の黄砂汚れは
ここのNo4に、 左右で汚れに違いが出ているこれは、雨滴タイプの違いが出ているのでは?と。
約半年に渡り、2液比較を実施してきた感想です。
総合評価は、 CG-1>サファイヤコートです。
コスト面からみれば、同容量でサファイヤはCG-1の半額以下ですから優位です。
撥水効果も捨てがたいが、やはり親水効果に魅力を感じているのだが、降雨時にも疎水パフォーマンスを期待するところである。
最近は、次なる薬剤の使用を前に、悩み楽しんでいます。(笑)
Posted at 2006/05/27 21:56:12 | |
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