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2018年05月23日

ロードスター 日本名グレード(海外限定車)

ロードスター 日本名グレード(海外限定車) ロードスターといえば様々なリミテッドエディション…限定車の存在があります。カタログラインナップの手堅さも大切ですが、定期的に市場投入される販促のカンフル剤的な役割になります。

因みにロードスターの限定車は、米国や欧州など市場毎に企画を立て、広島に車両のオーダーをしてくるそうです。そして、塗装やシートなどメーカーオプション相当の組立ては広島で行われますが、ホイールなどディーラーオプション相当の架装は現地で行われるそうです。


最近は日本で期間限定販売されたNDロードスターの「RedTop」仕様よろしく、ダークチェリーカラーの幌に、ライトタン内装、BBSホイールを履いた「MX-5 Z-Sport」が英国限定車としてリリースされました。こういう限定商法って本当に射幸心を擽(くすぐ)ります…(そういえば、国内でもマイナーチェンジで明るい内装が選べるようになるという噂がありますね)

さて、限定車といえば「なんちゃらエディション」的なネーミングが付けられることが多いのですが、海外では「和名」が付けられる事も多々あります。その響きがけっこう素敵なので、少しご紹介します。



2018 Sakura「桜:さくら」(ドイツ/オランダ) 幌1.5&幌2.0
    Takumi「匠:たくみ」(オーストリア、他) 幌1.5


「さくら」は可憐なイメージ過ぎるからか、日本でも車名としてなかなか耳にすることのないネーミング。これらは日本のRedTopに相当する架装で、2018年のイヤーモデルになります。オーストリアの「匠」はクラフトマンシップを謳うマツダならではのネーミングでしょう。

ちなみにイタリアでは同モデルを「Cherry Edition」、ハンガリーでは「Cherry vászontetős(チェリーキャンバスの屋根)」と、桜にちなんだ洒落たネーミングになっています。

日本との違いといえば欧州仕様なので2リッターの設定があったり、青(エターナルブルーマイカ)が選択出来ない事位でしょうか。

さて、この「和名」が付けられるようになったのはNC時代にまで遡ります。とくに海外ではイヤーモデル制が採用されていたので、限定車として専用カラーを纏ってリリースされることが多くありました。



2007 Niseko「ニセコ」(イギリス/ドイツ) 1.8&2.0 800台限定

「ニセコ」とは北海道の地名で、アイヌ語が語源で「切り立った崖(の下を流れる川)」という意味があります(厳密には和名ではないですね…)。

その名の通り、クールな専用色「アイシーブルーメタリック(33Y)」に加え、寒色系のカタログカラーが選択可能でした。因みに米国では定番の「Miata SE」として販売されています。



2010 Miyako「宮古:みやこ」(イギリス)1.8&2.0 1000台限定

NC2のベロシティレッド!(アルミニウムメタリックも選べました)ライトウェイトの本場、イギリスの限定車です。ネーミングルールから鑑みると、「都」ではなく南国「宮古」をイメージしているかと思います。国内では華やかな色が少なくなっていた時期ですから、ハッとするカッコよさです。



2011 Iruka「海豚:いるか」(スペイン) 1.8
    Nekki「熱気:ねっき」(フランス) 1.8 150台限定
    Kaminari「雷:かみなり」(ドイツ) 1.8 900台限定
    Kendo「剣道:けんどう」(イギリス) 1.8 2.0 1100台限定


これらは2011年のイヤーモデル。日本国内では「ドルフィングレーマイカ(39T)」が新色としてカタログに加わるのみでしたが、スペインでは色名そのままに「海豚(いるか)」と、イヤーモデルとして設定されました。ほんとRHTだとイルカみたいな有機的なフォルムに見えて、いい感じです。

フランスでは新色ドルフィングレーマイカに加え、国内のロードスターには設定されていない専用色「スパークリングブラックマイカ(35N)」を纏った、その名も「熱気」がリリースされました。ドイツ仕様はレビンでもトレノでもなく、「雷(カミナリ)」です!スポーツカーの熱いパッションを指しているのか、ソリッドなハンドリングをイメージしているのか!

因みにNCのMZR1.8リッターエンジンは125馬力の素敵設定です。MX-5人気の高い欧州では、使いきれない馬力を持つことはクレバーではないという風潮があります。従って限定車も1.8リッターの設定が主になります。

MX-5が大好きなイギリスのみ、2リッターが選べるのもポイントです。日本刀の切れ味をモチーフにした「剣道」なのか…いつもの普通の道を流すだけでもでも楽しめる「県道」なのか、果たして…



2011 Karai「花蕾:からい」(ドイツ) 2.0 200台限定

国内では「ブラックチューンド」としてリリースされていた、若葉色「スピリテッドグリーンメタリック(36A/41J)」が眩しかった限定車は、ドイツでは花蕾(からい)という渋いネーミングでした。ちなみに花蕾とは花と蕾(つぼみ)を指し、ブロッコリーやカリフラワー、キャベツなどの緑色の食用野菜を意味します。仕様としては日本と同じカラーラインナップが揃い、赤も白も選べます。(これ以降、国内では明るい有彩色が出なくなってしまいましたね…)



2012 Hamaki「葉巻:はまき」/kaiteki「快適:かいてき」(ドイツ) 1.8
    Kyudo「求道:きゅうどう」(オランダ) 1.8 75台限定
    Shizuka「静:しずか」(フランス) 1.8


2012年のイヤーモデルは、マツダでは息が長く塗られている「ラディアントエボニーマイカ(28W)」を纏った限定車から始まりました。また、同じ架装でも国によってネーミングがことなり「葉巻」「快適」「求道」「静」という名前で設定されています(ここまでペットネームが増えるとフォローしきれないですね…)。カラーリングの通り、ラグジュアリーに振った仕様です。



2012 kuro「黒:くろ」(イギリス) 1.8 2.0 600台限定
    Sensyu「千秋:せんしゅう」(ドイツ) 2.0 200台限定


国内ではNA由来の「ブリリアントブラック(A3F)」ですが、海外名は「クラシックブラック」となかなかMX-5ファン心をくすぐるネーミングで呼ばれます。架装自体は黒、白、赤(ベロシティレッド)のボディカラーが選択可能でした。

「黒」の名の通り、ミラーやRHTトップが黒に変更されている(※日本のブラックチューンドに近い)のですが、ボディサイドにストライプが入れられていて特別な雰囲気を醸し出します。こういうセンスある純正グラフィックって、国内ではなかなか見ないですよね。ドイツの「千秋」は長い年月を指す言葉。クラシックブラックにちなんでいるのでしょうか。MX-5大好きイギリスでは2種のエンジン、ドイツでは2リッターのみのグレード展開です。



2013 Hanabi「花火:はなび」(ベルギー、オランダなど) 1.8
    Tanoshi「愉しい:たのしい」(スイス) 1.8
    Kenko「健康:けんこう」(ドイツ) 1.8


2013年イヤーモデルはテーマカラーに「カッパーレッド(32V)」を用いたNC3です。国内ではVSグレードに準じた内装が採用されています。それにしても、なんていうかロードスターの「走る喜び」を表現した秀逸なネーミングです。漢字のステッカーとか張りたくなってしまいます。地味に、カッパーレッド最後のマツダ車になります。



2014 Sendo「鮮度:せんど」(ドイツ) 1.8 2.0
    Sakura「咲楽:さくら」(スペイン) 1.8 2.0
    Zen Edition「禅:ぜん」(ポルトガル) 1.8


2014年、NC型最後のイヤーモデルは、これまた国内仕様にない「チタニウムフラッシュマイカ(42S)」をテーマカラーにした、ほぼ全部入り・総決算仕様のVSに準じた内容です(※ちなみに設定は5MTのみ)。

「さくら」でもカラーにそのエッセンスが無い事から、花の桜ではなく、禅に即した「ほほえみ」の咲楽(さくら)なのではないかと勝手に充ててみました。スピリテッドグリーンを「花蕾(からい)」と呼ぶセンスがありますしね。真相は如何に?



以上、ロードスターに採用された和名のご紹介でした。

さて、日本ではミーティングなどに参加すると、互いの愛車のグレードを呼びあったりすることがあります。結構盛り上がりますよね…

海外のMX-5オーナーが同じように日本語で「サクラ」「ケンコー」「イルカ」とかいって、その意味を語り合ったりするのって、想像するだけでも楽しい気分になります。逆に日本では直球すぎて「熱気」「健康」なんて和名グレードが無いのが悔やまれます。


特にグローバル販売するロードスターは、約30年の歴史を刻む中で「スポーツカー」のスタンダードとして認知されるようになってきました。

それこそ異色の存在だった販売当初は旧来のライトウェイトスポーツをオマージュするモデファイや限定車が設定されていました。しかしNC以降は「日本のスポーツカー」というブランドを積極的に使えるステージに、ついに立てたという事でしょうか。


因みに、本当はこの倍以上「限定車」の設定がありまして、全てをフォローするのは骨が折れるのでまたの機会に…(NBは振り返るシリーズで全てやる予定です)
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Posted at 2018/05/23 16:18:08

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