
学生時代、気軽に音楽を楽しむメディアと言えばカセットテープで、
FMを聞きながら録音状態のポーズボタンに手を添えタイミングをみて録音、場合によってはDJの声が入ってしまったり曲の最初が入らなかったりと苦労した、エアーチェック、
そのうち、レコードレンタルと言うお店が出回り、レコードを借りて来ては、カセットにダビングする日々、
カセットテープも進化し、Fe-Cr、メタル、ノイズリダクションンもBからCへ、
(そういえば、カセットテープの前はオープンリールデッキ、憧れだったな、)
デッキも進化しオートリバース、Wデッキ
普及しなかったけど、カセットテープを大きくした
エルカセットなんて言うのもありました、
DATもほしかった、
とにかく良い音でレコード・CDをテープに保存したかった、

そんなこんなで学生時代から録りためたカセットテープをいまだに、写真の様に保管しております、
これでも、CDで買い換えた等して少なくなったのですが、
中には、今では廃盤となったものもありまして貴重なコレクションです、
(レコードも数百枚ありましたが、レイサイクルショップに売っちゃいました、今思えば取っておけばと後悔してますが、)
せっかく、これだけの音源があるので、カセットの音源も携帯プレイヤー、カーオーディオでも聞かれるようにMP3に変換しようと、

パソコンにカセットデッキをつないでデータ化しますが、これでは良い音でのデータ化は難しいので、
オーディオプロセッサー(上右側の写真)を使用します、
使用したのは
ローランドのUA-3FX,
このUA-3FXを使用することで、音質、音圧、ノイズ除去等の処理ができ高音質でデータ化できます、
(パソコンの音楽編集ソフトでもできますが、プロセッサーの方が良好)
これでデータ化は完了しましたが、ここで問題が、
テープ特有のサーというヒスノイズ、UA-3FXで、ある程度は除去できますが完璧とは言えません、まして、僕はノイズリダクション自体好きでは無かったのでOFFにして録音しておりました、
このままで他の音源とシャッフルして聞くと、いきなりのノイズで興ざめです、
そこでフリーの音楽編集ソフト
WavePad を使用します、
まずは、
カセットテープの音源をUA-3FXでWAVフォーマットで保存します、
そのファイルをWavePadに読み込み、
ヒスノイズのみの部分を選択し

ツールバーのエフェクトからノイズ除去→選択個所からノイズサンプルを奪取
次にすべてを選択し

ツールバーのエフェクトからノイズ除去→ノイズサンプルに元づいてスペクトル減算法を適用、
あとはMP3等で保存、
もう、感動ものです、見事にヒスノイズが除去されました、
と、いくら文章で力説してもわかんないのでサンプルを用意しました、興味のある方はどうぞ、
処理前→h
ttps://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-pcj7y7fjxoheozx7rdicmf2m4y-1001&uniqid=3a240718-0f86-42eb-b825-49e21a02d353&viewtype=detail
処理後→
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-pcj7y7fjxoheozx7rdicmf2m4y-1001&uniqid=517be324-267c-436b-a7ab-5b6987f072f9&viewtype=detail
ヘッドフォンなどで聞き比べしてみてください、違いが良くわかります、
と、長々とカキコしましたが、若い人には関係ない話ですね。
Posted at 2012/08/14 16:47:28 | |
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