毎回ブルーな休み明け。
仕事でトラブった翌日。
家族を背負っているとはいえ、さしたる理念もなく食いぶちを稼ぐ、俺のようなノンポリ派サラリーマンにとっては、気の重い一日が始まる。
そんな俺の日常に、沁みる歌。
「のりこえるの歌」(歌:真心ブラザーズ 作詞:佐藤雅彦、うちのますみ 作曲:YO-KING)
(音源 一般の方のカバーっす。TV盤は削除されとりました・・。)
真心ブラザーズは、いいねぇ。ニューミュージックの香り漂うポップロック。桜井&倉持(Yo-King)の肩に力の入っていなく、さり気無いセンスの良さが光りますな。
この歌は、NHK教育の深夜番組「2355」や朝の番組「0655」で使われてた曲なので、知ってる方も多いと思う。
作詞をしている佐藤雅彦氏(一時期、ピアニストの佐藤允彦氏と勘違いしちゃってたけど、別人物。)は、同番組のプロデューサーでもある。「バザールでゴザール」や「だんご三兄弟」の生みの親と言った方が解りやすいかも。NHKでは「ピタゴラスイッチ」も手掛けている。
気の抜けていて、それでいてハッとするような鮮烈さを持ち合わせた、一見して「ああ、佐藤雅彦っぽいなぁ」と納得してしまう空気感。悪くいえば、パターンが決まっているとも言えるけど、それがまた「味」である。
なかでも、この「のりこえるの歌」の歌詞は大上段に構えたメッセージ性はないけど、歌詞と狸原係長のアニメーションとYo-Kingの実直な歌声がマッチングして、心の隙間にジワジワ沁みる。
そう、そうなんだようなぁ・・・と思わず目に涙を溜めながらも、まず明日もなんとかやってみるかなと、不思議と前向きになれる沁みる歌であります。
ぜひ、オリジナルの歌&アニメも聞いて、見て、いただきたいですな。
ブログ一覧 |
音楽関連 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2012/05/23 17:38:49