本日21日、宇都宮の
ヒーローしのいサーキットにて
『チームうさんぽ(仮)』の
サーキットデビューとなりました。
これはデビューの顛末であります。
私はチーム構成員ではありませんが、面白そうなので見学としゃれ込むつもりでした。
しかし、前日の夜中になって
この記事により怪しい雲行きとなったのは周知の事実でありますが、メンバーのヌハ吉(Kenさん)より
「バッテリーがダメでエンジンが掛からないんですけど、どうしましょう?」
とTELで相談されます。
しかし、現状を見ていないのでありきたりの答えしかできず、最終結論としてとりあえずJAFを呼ぶことになったそうな。
この時点でAM2:00、嫌な予感を覚えつつも私は寝ることにしました。
(ヌハ吉、何かトラブルとすぐ直電してきます)
AM5:30、起きると同時にヌハ吉にTELします。
「JAFが来てエンジンの始動はできたけどバッテリーが怪しいからエンジンを掛け続けました」
「とりあえず今日のサーキット走行を行います」
と。
何が起こるか分からないサーキット走行では万全の体制で挑むべきことなのですが、私が提言するのは控え、彼らの逸る心を優先して決行となりました。
集合はAM7:00に東北自動車道の羽生SAですが、サーキットの開場がAM7:00で走行開始がAM9:00~です。
この時点でちょっと「意気込み」に疑問を持ちますが、まぁそれぞれ個人の事情というのがありましょうから仕方の無いことでしょう。
私は6:45に集合場所に到着し、程なくげっとーさんも到着。
残りの3名(うさんぽさん、けんたん@mnclさん、ヌハ吉)は7:20頃となるようなので、先にエントリー受付のためにげっとーさんが先発します。
やがて145君に乗ったうさんぽさん、けんたんさんとGTのヌハ吉が到着し、既に予定を30分過ぎているので早々に出発しました。
サーキットまでの道程にトラブルも無く無事サーキットに到着します。
ここは昨年の
第1回ライWANグランプリで私とげっとーさんが走ったサーキットであります。
到着後すぐにも出走走準備に入りますが、前日懸念していた牽引フックがやはり見当たりませんので仕方なく私の車の分を貸し与えます。(事後保有が判明)
更に、不吉な予感でうさんぽさん個人の準備が気になり確認すると
予想通り
ヘルメットを用意していません。
(オイオイ!ダイジョウブカヨ?)
これも仕方がないので私のを貸すことに・・・。(汗)
本日参加の4名の内、サーキット走行経験者はげっとーさん一人です。
他の3名は初体験ですから何を準備すればよいか分からないのはしょうがないとしても、あからさまにスポンサーのステッカーを貼りだすの止めさせ監督よろしくアレコレと指図してしまいました。(爆)
何とか準備も順調に進み、ドライバーズミーティングの開始です。
ミーティングの開始時間がやや遅めだったことが幸いで無事全員参加できました。
(けんたんさん、げっとーさん)
(ヌハ吉、うさんぽさん)
AM9:00
走行会の始まりです。
何と、昨晩のトラブルを抱えているため、一度エンジン停止した後に万が一再始動できないかも?という不安から、羽生SAから
走行開始までエンジンを全く止めていません。
不安です。
走行カテゴリーは超初心者のAクラス、サーキット経験者のBクラス、ベテランのCクラスの3カテゴリーですがAクラスは枠がとれたもののBクラスが取れずにCクラスとなり、チームうさんぽ(仮)はAとCの2枠を走行することになりました。
走行時間は各クラスともに15分×4本で、12:00には終了というものです。
トップバッターはけんたんさん。(Aクラス)
無事15分の走行を終えパドックに戻りますが、右フロントタイヤ周辺から樹脂臭さが
あります。
走行は半時計周りのショートコースなのでタイヤへの片側負荷が大きいのですが、ちょっと気になります。
また、ブレーキング時のジャダーを感じるとのことでブレーキの心配も出ました。
(後にABSの作動ではないかと推測)
第2走者はげっとーさん。(Cクラス)
ここでうさんぽさんが同乗を希望して2人で走行します。
しか~し!
それがいけませんでした!!
睡眠不足の上、ただでさえ酔い易い助手席同乗での走行が追い討ちをかけ、終了後にはうさんぽさんが完全にグロッキー・・・。
Aクラスの2本目が走れません。
しょうがないので第3走者はヌハ吉です。
各クラスは前のクラスの終了と入れ替わりますから、Cクラスの次は即Aクラスとなり何やら耐久走行の様相を示します。
まぁそれでも順調に走行を繰り返します。
(元気に走る145君)
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そして、ソレは3本目でのげっとーさんの走行中に来ました。
この動画を撮影した直後のことです。
観覧席から見える位置で145君が停車しました。
エンジンストップ!!
「遂にキターーー!!」
オフィシャルに
ドナドナされます。
パドックに戻ってエンジンを掛けてみますが、セルモーターは回るものの始動はしません。
そこへ、隣にいて180SXで走っていた外人さんが助け舟を出してくれます。
この時だけは
ヌハ吉活躍です。(英会話できるじゃん!!)
結局ケーブルで繋いでエンジンが始動しましたが、このままでは走行続行は不可能と判断して本日の「チームうさんぽ(仮)デビュー」が終了しました。
幸いなことにエンジンが始動できたことで、無事を祈りつつも昼食を抜いて帰路につき、自走で
QUICK TRADINGに持ち込むことにします。
東北自動車道でGTを前後に配して145君を途中にはさんで定速走行で走りました。
そして途中トイレ休憩のために羽生SAに寄ります。
ところが、145を運転するけんたんさんから
「ボンネットが吹き飛びそうなんだけど・・・」
と。
一同、
ええっ!?と驚きます。
(そりゃそうだ)
ラッチが緩くなってボンネットがしっかり固定できなくなったのでした・・・。(笑)
これでは事故を起こしかねないのでテープを貼って応急手当をします。
なんか痛々しい。
さて、応急手当も終了し再出発します。
そして、これまた幸運にもQUICKまで無事たどり着けた思った瞬間!
店から
50mほど手前でまたしてもエンジンストップ!
ここからは押して店にたどり着きました。
もう危機一髪です。(笑)
QUICKでチェック(byエグザミナ)したところ、エンジンストップの原因はクランクアングルセンサの不良とのこと。
昨晩のバッテリートラブルとは直接の因果関係は無さそうです。
しかし、バッテリーもしくはオルタネーター(またはその両方)の不安要素があることは間違いが無く、それに追加されるかたちでの2重トラブルでした。
現在QUICKで修理見積り中です。
何が起こっても不思議では無いサーキット走行、チームうさんぽ(仮)の面々も整備の重要性を十分認識できたことと思います。
決して他人事ではない今回のサーキットデビュートラブルは良い経験であったことでしょう。
素性がよく分からないベース車両購入直後は十分注意しないといけませんね。
事故も無く全員無事帰宅されたことと思いますが、トラブルもそれはそれで楽しい思い出になることでしょう。
うさんぽさん残念でしたね、一度も走行していないし。