BNR34純正メーター移植
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
以前よりボヤいておりましたが、純正のスピードメーターの調子が悪く、3月ころから
・速度計、タコ、水温計が0を指したまま動かなくなる
という症状が出ておりました。
初めこそ偶に症状が出る 程度でしたが、夏が過ぎ、秋が過ぎるにつれ症状は悪化の一途を辿り、
・ドア連動のルームライトが走行中勝手に点灯
・ODOメーターの表示も出ない
・リモコンによるドアロックが、助手席側が効かない
・TCS OFF / SLIP警告灯、エンジン警告灯が点いたり消えたり
ドアロックは最悪手動で閉めればよかったのですが、最後には手動でロックしてもキーを戻すと勝手にロックが開いてしまうことも有り、惨憺たる状況でした。
メーターを交換するに当たり…
・純正メーターをそのまま乗せかえる
・NISMOメーターを入れる
を検討しましたが、前者は何も面白く無いし、後者は値段的に無理なので
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`)
ノヽノヽ
くく
BNR34純正を入れよう! ということになりました。
2
但しBNR34純正はコネクタのピン配列が違いますのでポン付けは出来ません。
写真の通り、配置も違いますねw(下がBNR純正
したがって
・メーター側のピン配列を変える
・変換ケーブルを作成する
・車体側コネクタの配列を変える
のいづれかが必要になります。
車体側はなるべく弄りたくないですし、メーター側を弄るのは結構大変そうなので変換ケーブルを作ることにします。
必要なものは、写真1の通り、車体側ハーネスでぶった切ってある中古のメーターです。
3
メーター裏の黒いカバーを外し、緑の基盤のネジを17個くらいだったかな、外すと基盤だけ取り出せます。
各コネクタは基盤の内側からネジ2本づつで留まっていますのでそれらを外し…
写真の通り、ハンダ吸い取り線でコネクタ足のハンダを全て除去してコネクタを取り外します。
4
取り外したコネクタと、車体側ハーネスです。
BNR34及びER34の配線図はググったらありましたw
その配線図にしたがって変換ケーブルを作成します。
メーター側は、コネクタの差し込む側の穴から先の細いピンセット乃至は安全ピンを突っ込んで、コネクタのツメを中心側に寄せながらケーブルを引っ張ると引っこ抜けます。
初め金属のピン側を押して引き抜くものと勘違いし、数時間格闘した末に気づきました…orz
車体側は、コネクタの足をまっすぐに伸ばして1本1本ハンダ付けしていきます。
5
…もの凄いハンダの乗りが悪いです。
終わってから気づいたのですが、(恐らく)ケーブルの導線やコネクタの足表面が酸化していたから?なのでしょうかね、かるくペーパーかけた方が良かったかも知れません。
ちょっと不安な出来ではありますが、熱収縮チューブで絶縁と締め付けしているのでそうそうは取れることはないと思います…
6
完成w
メーターの真ん中のケーブルの変換は、真ん中のケーブル内で配列変換が完結しているのですが、左右の2つは全部で6ピンだったかな、左右で入れ替えをしなければなりません。
7
細かいですが、BNR34とER34のこの表示板が違いますので入れ替えます。
BNRがA-4WDとなんか、
ERがTCS OFFとSLIPですね。
8
車体に取り付けて完了!
バッテリーを繋ぐ瞬間と、エンジンをかける瞬間は凄いドキドキしましたw
ミスってたらヒューズ飛んだりメーターぶっ壊れたりしますからねw
取り付け時のODOメーターは5kmでした。
確かに、オクで落札して届いた時点でものすごい綺麗でした。NISMOの箱に入っていたので、納車時にでもNISMOに変えていたのでしょうかね。
ピンアサイン変換の手間があるので、あまり気軽にオススメも出来ませんが、純正よりもかっこ良くて大満足です。
費用
・BNR34純正メーター 5000円+送料
・HR34純正+車体側ハーネス 約1000円+送料
でだいたい7000円ちょっとかな。
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