
群馬ツーリング初日。
首都高から関越道に入り、藤岡JCTから上信越道に入り、松井田妙技ICで下車し、中山道を横川駅へ。
「横川の峠の釜飯」で有名な「おぎのや(安中市松井田町横川)」に行き、ブランチで釜飯を食べる。
子供の頃から食べ慣れているが、好きな食べ物ではなく、ただ、益子焼の土釜が欲しかっただけなのだが(持って帰っても使わないが・・・)、大人になると美味しいと思うようになるから不思議だ。食わず嫌いはイカンなと思う。
電車や高速の発展に伴い、その都度、危機が叫ばれてきたが、今では店舗も増えた繁盛店になったので嬉しい。
余談だが、釜飯を頼むとお新香が入ってる半透明なプラスチック容器が付いてくる。
ジレラGP800はスクーターなのに積載量が少ないのが特徴だが、メットイン以外は、その前に狭いスペースがある。これはシートの裏に小さい工具入れが付いていて、その出っ張りを補うためのモノらしいので入れるとしても書類くらいしか入らない。
自分のGP800はそこにETCを付けているので工具入れを外してある。
変わりに小さいウエストバッグをGIVIのベース版とシートが閉まるすき間に取り付けて、それにを工具入れとして、プラス、曇り止めや撥水剤、チェーンオイルなどを入れている。
当然、ウエストバッグは防水ではないので、ここには濡れても大丈夫なモノを入れている。
それでヒューズなど濡れたらマズイのはこの釜飯のお新香入れに入れている。当然これも防水ではない。
どこに入れるかというと、GP800の給油口は2箇所あり、1箇所が左側にある、通常、給油に使うトコ。もう1箇所はその反対の右側に痕跡だけある。これはおそらく右側通行の国ではこちらを給油口として使うのだと思う。そしてシートには給油口のフタがぶつからないように右と左に窪みが2箇所あるのだ。その空いてる給油口候補跡にこのお新香ケースを両面テープで貼り付けてある。
長々と自慢たらしく書いてしまったが、もっと他に合う物はいくらでもあるが、シートを空けた時にお新香ケースが見えると、「また行こう」「美味しいモノ食べよう」「どっかにツーリングに行こう」など、旅情がかき立てられるのである。
「おぎのや」をそのまま長野・軽井沢方面へ進むと、「中山道」と「碓氷バイパス」の分岐があるので「中山道」を進み、碓氷湖を超えた先にある「碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)」へ立ち寄る。
ここは明治25年に作られた日本最大の煉瓦づくりアーチ橋。川底からは高さが31mもある。急勾配をアプト式(ギアをかまして進む)で進む珍しい路線だったそうだが、昭和38年に廃線となり、今は国の重要文化財に指定され、橋の上を歩くことができる。(もちろん歩かないが・・・)

このまま進むと「碓氷峠」が群馬と長野の県境になっていて、「軽井沢」に入る。
「頭文字D」では「碓氷峠」からダウンヒルしていたが、この道は狭く、路面状態もよくなくRもキツイ(落ち葉や倒木、落枝なども多く、わき水などで濡れている場合もある)ので車は別にしても大型バイクにはとてもキツイと思う。
吉井町にある古武道の流派「馬庭念流」の道場に立ち寄る。「念流」は攻撃より防御に重点を置いた「後手必勝」の剣法で、庶民の護身術として上州を中心に広まったそうだ。
創始者の「
樋口定次」は先祖が「木曾義仲四天王」の「樋口兼光(父が中原兼遠)」だそうだ。現在の25代目の道場主もご子孫だそうだ。
ちなみに大河ドラマ「天地人」の主人公「直江兼続」は直江家に入る前は「樋口兼続」だったそうで、同じ祖先だそうだ。
「高田の馬場」の決闘や「忠臣蔵」で有名な「堀部安兵衛」も門人らしい。
ドーミーイン高崎にチェックイン。ひとっ風呂浴びた後、とりあえずの一杯。
かなり体が疲れたのでホテル近くの「酒亭 寅や」に行く。
高崎はパスタやポーク押しらしい。群馬の地酒も堪能。

締めのラーメンを食べ津為に、少し駅の方へ歩いて、「らーめんや なかじゅう亭(高崎市通町)」へ行く。
地元の「赤城鶏」を使ったという「鶏白湯ラーメン」と限定の「塩ラーメン」を頼む。じっくり煮込んだ鶏ガラスープに細麺が締めに合う!スープと言うより鳥の出汁がよく出ていて、旨みと香りが詰まった水炊きみたいで相当旨い。チャーシューも鳥だそうだ。あっさりしているのにコクがある。優しい味なので女性でもいけると思う。

ホテルに帰って就寝前にお風呂にはいる。酔っているので注意書きをよく読んだ。
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Posted at
2013/09/22 22:04:42