MAGNETI MARELLI elaborazioni 1919 TUNING BOXES ME110T  

ターボ圧力センサとマニホールド圧力センサの値を変更してCPUに誤認識させて、ターボブーストをアップしてパワーアップさせる、いわゆるサブコンです。

ジュリエッタ用としてはレースチップ製等がメジャーですが、長く使用するとエンジンチェックランプが点灯してセーフモード（Nモード固定で過給されない）に入ってしまう事例が散見されましたので、車両メーカーのCPUも請け負っているMagneti Marelli製なら安心して使えるのでは無いか？と選択しました。

結果を先に言えば、この製品でも1年ほど使用した時にセーフモードに入ってしまいました。
一度製品を取り外してノーマル状態に戻し、エラーコードを消してから再度装着すれば、また同じように使うことができます。

メーカー公称で約25馬力アップできるようで、数値を計ってないですが相応の馬力とレスポンスのアップはハッキリと体感でき、Dモードであれば1.4でもそこそこ楽しく走れるようになります。
それでもQVの1.75のノーマルには及ばないか？という程度です。

車体への装着は専用のケーブルをターボ圧力センサとマニホールド圧力センサと車体側のハーネスの間に接続するだけで簡単です。

しかしこの製品は内部ソフトウェアを書き換える事によって様々な車種、エンジンに対応できるようになっており、装着前に公式サイトから該当のソフトウェアをダウンロードし、本体とPCをUSBで接続して専用アプリケーションでソフトウェアをインストールする必要があります。

逆に言えばハーネスが適合すればソフトウェアを書き換えるだけで他車種に使うことができるのですが、そんな状況が度々あるわけでも無いのであまり意味はありません。

また、ノーマル状態を含む3つのモードに車内から切り替えられるリモコンも装備されていますが、反応しているかどうかインジケーターが無くて分からなく、あえて低出力モードに戻すことも無いのであまり使い物になりません。

購入は輸入代行業者を介しましたので諸経費が膨らみ、現地で流通している価格よりも結構高くなってしまいました。

関連情報URL：http://www.me100t.com/me100t/?lang=en