atc volante cover (STEERING WHEEL COVER) 装着
1
パッケージです。
ヨーロッパ車向けの商品を展開しているメーカーですので、パッケージも安っぽくなく綺麗でセンスが良いですね。
2
内容物は、カバー本体、かがり糸2巻(ブラック・イエロー)、クラフト針2種類(革通し用・ステッチライン縫い合わせ用)、両面テープ2シート、説明書です。
説明書は1~10まで画像入りで懇切丁寧に解説されていますので、熟読して作業に当たれば間違いなく完成させられると思います。
3
それでは実際の作業を少しだけ紹介します。
まずはカバーをハンドルに被せます。縫い合わせた時にピッタリとフィットさせるために、少し小さめに作られているので、少し引っ張りながら滑らせるように嵌めます。
この時にスポーク部分の位置合わせをしっかりと行います。ここでずれていると縫い合わせてからは修正が聞かないので、慎重に行います。
それから、ハンドル内側の断面中央に縫い合わせラインがくるように、均等に位置合わせします。これは後からでも少しなら修正が効くので、大まかで大丈夫です。
位置合わせが完了すれば、カバーをハンドル形状に馴染ませるように、また張り具合が均等になるように、ハンドルをまんべんなく握ります。
4
いきなり上部の縫い合わせ完了しちゃってます。(^_^;)
最初と最後だけ先端が尖った通常の縫い針を使用して、革を通す作業をするので力が必要ですが、後は元から縫われているステッチを、先端が丸い針を使って繋いでいくだけですので、力もいらずスイスイ作業できます。
途中構造上どうしてもステッチラインがずれてきますので、|/←このラインが\/←こうなってくる前に、ステッチをずらして縫い合わせる必要があります。
単調な作業なので集中力が必要ですね。完成後の見栄えにも注意して、縫い合わせ幅が揃うようにすれば、綺麗に仕上がるかと思います。
5
上部と同じ要領で下部も縫い合わせます。
場所によっては作業しにくい角度になってしまいますので、その都度ハンドルを回して楽なポジションで作業する方が、ミス無くできるかと思います。
縫い合わせが完了したら、今一度ステッチラインがハンドル内側の断面中央にきているかチェックして、曲がっているようなら強く握って回転させながら滑らせて修正します。
ここまでくれば完成はもう間近です。
6
後はスポーク部分の張り合わせです。
SPADAの場合左右スポーク部分の銀色の樹脂パーツにカバーを潜り込ませるので、作業前にハンドル裏側から樹脂パーツを固定しているネジを緩めて、カバーを少し浮かせておく必要があります。
付属の両面テープは特殊な物で、かなり薄手で柔らかく粘着力が強く、貼り直しは効かないので注意が必要です。
張った後に凸凹が出ないように、極力隙間無く貼り付けます。場所によっては、カバー側ではなくハンドル側に貼り付けてからの方が良い場合もあります。
両面テープが貼り終えたら、保護紙をはがしてカバーとハンドルを貼り合わせます。前述の通り貼り直しが効かないので、一発勝負です。ピッタリとフィットさせる為に、少し引き延ばしながら張り合わせると綺麗に仕上がります。
7
という訳で完成です。
夕方から作業し始めたので、完成時にはすっかり陽が暮れて暗くなってしまいました。(^_^;)
作業に要した時間は、およそ2時間というところでした。
8
違う角度から全体的なイメージです。
ブラック・グレー×シルバーのモノトーンで、落ち着いた感じがお気に入りです。
“さりげなくレーシングな感じ”をテーマにしていますので、ハンドルカバーも上部がカーボン柄のものを選択しました。
できれば木目調の部分もカーボン柄で統一させたいところですね。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク