通夜

今朝・・・目が覚めた時

昨日の事は夢かと思った。
やけに目覚めが良かったからだ

下に降り、母親が「今日は何時から通夜？」
との言葉に現実だった事を再確認

でもまだ・・・にわかに信じられない


会社に行き、常務と社長にＳの死を告げる
Ｓは私の後輩で以前勤めていた看板屋時代に今私の勤めている会社の仕事もしていたからだ。
Ｓは常務や社長とも仲が良く良く卓を囲んだりもしていた。

常務は通夜に出ると言ってくれた。


その後仕事中昔の仕事仲間や前の会社の奥さんから電話が鳴る

みんな私にこの事を知らせようとしてくれた。
私は看板業界から遠のいているので、情報が伝わっていないと思っていたのだろうありがたいことだ・・・


そして仕事をすこし早引しベルモニーの葬儀会場へ通夜に出でるためにいく

まだ正直実感がわかない

会場に着く

懐かしい方々からお声をかけていただく

みんなびっくりしていたようだ。

坊主がお経を読み上げ・・・
焼香が始まる

彼の嫁子供が前に立つ
涙をこらえているようだ・・・

中学生になる長男、小学生の長女・・・
そして何も分からずただ泣いている
２歳の次女



焼香が終わり

彼との対面・・・
綺麗な顔だった。

いまにも「うそぴょ～～～ん」とか言い出して起きてきそうなぐらい

しかしそれは無い


なんで・・・なんで・・・
今私はこんな場所にいるのだろう

彼とは４０歳になっても５０歳になっても６０歳になっても
バカを言い合っていけると思っていたのに

通夜が終わり家に向かう・・・

やっと・・・認識したのか・・・
涙が溢れてきた。

私はただ・・・「バカヤロウ・・・」とつぶやいていました。


明日は葬儀がある・・・
最後は盛大に送ってやろうと思う。