2012年5月12日
本日公開の謎の彼女Sこと貞子さんが出演する映画 「貞子3D」 を観てきました。
最近のホラーは、ドンドンバンバン大きな音と大げさな映像表現で人を反射的に脅かすものが多くて、正直うんざりしていたのですが、リングの類ということでとても期待していたのですが…
正直残念です!
以下、すこーしネタバレあり。
まぁ全般を通してドンドンバンバンって脅かしてきまして、あ~ぁこういうの飽きたな…って。だから、何かしら面白い想像とかふくらませながら見てました。
まずしょっぱなから、いきなり
「デスノート」が始まりました。
「Sの復活」?いや、おまえ "L" だろうが!って心の中でつっこみ。
で、いきなりニコニコ動画で呪いの放送が始まり、続々と犠牲者が出ました。
しかし、リーマンがトラックにひかれるところとか、貞子の手が画面から出てくるとことか、playstation3の
「忌火起草」を思い出しました。
そして、茜(石原さとみ)と孝則(その彼氏)の部屋!青暗すぎでしょ!あんなとこで生活できるか普通?あれはアレですか、この映画を見て死にたくなる人がいるかもしれないから、自殺防止のために青くしてる(某駅のごとく)?
まぁ、その部屋の色も貞子出るときは夕日?で赤くなってたので、それはないかな~なんて考えたり。
そして、話は飛びますが、今回の呪いのことの発端となった井戸へ。
実は先述したLは、とある理由で世の中を恨んでおり、世の中の人間をすべて殺すためにSを復活させたいという突拍子もない発想の持ち主でした。で、過去にSが落とされた井戸にSの思念が残っていると信じて、思念に体を与えるために多くの女性を井戸に突き落としたそうです。思念を実体化するために、生贄を与えるっていろんなところで見ますよね。
で茜が井戸に着いたら、その女性たちの死体が湧いてきました。まるで
「バイオハザード」のリッカーか、
「SIREN」の蜘蛛屍人の様相でした。で、せっかく屋外にいるのだからそのまま屋外に逃走すればいいものを、なぜか近くの廃屋の中へ。謎です。茜こそ謎の彼女でした。
そこからがまさに
「バイオハザード」or
「SIREN」。リッカー達を武器で叩きのめして退治していったのです。なにこのアクション映画。背後から襲われても一撃で粉砕しました。いやいや(笑)しかもですよ!武器もってれば倒せるのに、なぜか2度も武器を捨てました。戦場でなんてことを…。
そんな活躍もつかの間、ついにおびただしい数のリッカーに囲まれてしまいました。そこで茜の必殺技が発動しました。「デスシャウト(死の叫び)」。高周波・高風圧の叫び声で、ガラスも粉々に吹き飛ばすこの必殺技、尋常じゃありません。茜を囲んでいたおびただしい数のリッカーどもは、デスシャウトで一瞬で壊滅しました。
リッカー達がいなくなったあと、ついに麗しの貞子さん登場♪
貞子カワイイよ。貞子の黒髪ロングヘアーに絡まりたい!ってずっと思っています。
はい、変態です。
貞子と茜の共通点。それは人の常識を外れた能力の持ち主で、過去に周りの人に虐げられていたこと。だから貞子は同じ境遇の茜を執拗に狙っていたわけで、ついに貞子さんの願いがかなう時がきました。やったね貞子さん♪
貞子さんはついに茜の身体を手に入れ、茜は貞子の長く麗しい黒髪に飲み込まれました。なんて羨ましいんだ、この野郎!
その姿、まるで
「もののけ姫」で乙事主の触手に飲み込まれたサンを彷彿させてくれました。
まぁそこは残念ながら茜の彼氏が助けるわけですが。で、麗しき貞子さんは姿を消しました。あ~ぁ。
ハッピーエンド
この映画ホラーというか、ドッキリ系アクションのような感じです。
俺が求めているホラーは、なんというか。。。。気づいた人だけが怖がれるホラーがいいんです。たまにTVで放送される心霊写真特集。あのような雰囲気が好きです。まぁ、あれを映画にしろと言われると、確かに難しいし、やっぱり誰でも驚ける映画と言ったら、もうドンドンバンバンしかないんでしょうけどね。
と・に・か・く
この映画を見ていて、いろんなデジャ~ブを感じました。
そして、最後に全体を通しての感想ですが。
貞子カワイイ!好き!
Posted at 2012/05/13 00:21:43 | |
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