ウチのチンクさん、驚愕の真実

本日、チンクさんの故郷へ里帰りしてきました。









その場所は








GT-Rの神様と呼ばれている「GTRサービスワタナベ」さんです。



ここは「魔窟」の域をはるかに越えていて「天界」と呼ぶにふさわしいファクトリーです。

























何かにつまづいたかと思えば、テスタロッサのエンジンが転がっていたり・・・




































今となっては幻の名機S20がそこらじゅうに溢れています。（しかもすべて極上品）










実はこの方、並行イタリア車も扱っておりNEW500が日本導入される前に最初に日本へ持ち込んだお方なんです。




特にディーゼル500の国内第1号が私が乗っているものなのだそうで、その費用を聞いて絶句してしまいました。


当時のレートは円安ユーロ高で車が来た時点で300万、排ガス検査に1回あたり50万×5回目でやっと受かったが、それまでに触媒とEGRを何回も作り直したので部品代が30万・・・








ズバリ！！全部セットで・・・・











580万円～♪（トーカ堂　北社長風に）





・・・エディツィオーネマセラティはおろかトリブートフェラーリも買えるんすけど・・・。（汗）






「わはは～全然赤字だったよ」と笑いながらワタナベ社長。


しかし、利益目的ではなく自分の腕を試したかったんだとか・・まさに職人、いや神様です。











せっかく皆さんが昨日のブログにコメントくださったのにずっと話していたので伊万里観光はできませんでした。










最後に、駐車場で見送りに出てきてくださったワタナベ社長、違った一面を見ることができました。




私のチンクのルーフを撫でながら

「こんなに綺麗にしてもらったんやね、あんた良い人に拾われたね～。」

「このチンクだけは忘れられないんですよ、イタリアのショールームに飾ってあったのをすぐに手配した時の事は今でもはっきり覚えてます。」

「すみませんがこの子のことをこれからもよろしくお願いします。」



と直々に頭を下げられ思わず目頭が熱くなってしまいました。