
これからしばらくは、時々Acoustic Guitarネタを書こうかと思います。
僕の親父は浜松の某楽器メーカーの社員でした。親父も音楽好きで、僕の家には物心ついた時からギターがエレキ・フォーク・クラシックと三種類もそろっており、さらにアップライトピアノとエレクトーンまでありました。親父は自己流に楽しんでいましたが、自分が子供の頃に音楽教育を受けられなかったからと、僕は物心ついたころからピアノを8年間習わされました。当時は苦痛以外の何者でもありませんでしたが、レッスンの行き帰りに友人たちと遊ぶのが楽しみでした。中学では吹奏楽部でフルートを吹きました。部活が終わり高校受験を前にすると、クラシックばかりであった反動から、ポピュラーミュージックに目覚め、辿り着いたのがAcoustic Guitarの弾き語りでした。
さて、YAMAHA FG-400Dです。弾き始めは親父のフォークギター(FG sereisでしたが、その後弟が紛失させたため型番不明です)を使って練習しましたが、何せ古くネックは反っており、微妙な音程のズレが気になっていました。そして高3の時、学校祭で友人とライブをやるにあたり、貯めたお年玉と少しの援助で買ったのがこのFG-400Dでした。選んだ理由は単純に値段と、当時のFGシリーズのラインナップの中で最高峰だったのでインレーがキラキラきれいだったから、程度の理由です。
大学に入るとAcoustic Guitarのゆる〜いサークルに入り、サークルには安いギターが7−8本あったので、FG-400Dは持っていかず、もっぱら帰省時の相手だけをしていました。就職して戻ってきても、仕事が始まるとそうそう相手する時間もなくなり、結婚前に別のギターを購入したのをきっかけに、長い休眠状態に入りました。一時、弟が少し練習すると言い出しので与えたりもしましたが(結局やらなかったみたいです)、その次のギターを買ったとき、同じドレッドノートタイプのギターだったので音比べをしたくなり回収。ネックのひずみをトラスロッドで修正すると12Frの弦高が異常に高くなり、サドルをかなり削って調整(ボディのひずみソリが原因でしょう)、それなりに弾きやすくなりました。良く言えば音が明るくきらびやかですが、悪く言えば軽い感じです。
一時離れていたものの、多分今後はこの子を手離すことはないでしょう。自分で買った最初のギターですから。
Posted at 2012/04/24 10:07:09 | |
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