BMC O.T.A.（Oval Trumpet Airbox）  

エアフィルターメーカー、BMC社製の最新型インダクションBOXで
メーカーではC.D.A（カーボン・ダイレクト・エアボックス）の
次世代型としてリリースしたもの。
O.T.A（オーバル・トランペット・エアボックス）と言い、従来のCDAに対し
内部構造を変更、カーボンケースをオーバル型としてエアボックスの
容積拡大と設置スペースの狭い車種にも対応させる為、楕円型に設計。
内部構造（空気流入経路）も見直し、ボックス出口側にはトランペットと
呼ばれるエアファンネルを追加。より空気の流入をスムースに
したそうです。（写真下段参照）
メーカーではこれまでエンジンルームが窮屈で円筒型のCDAでは
装着不可だったアバルト500用をラインナップしパワーアップの
手助けを実現しました。
発進時とかに「シュコココ・・・」という独特の吸気音がする様に！
社内データによるとアバルト500（ノーマル）ではパワーで4.4ps、
トルクで2.6kg-mアップされたと表記されています。
エアクリ系だけでこのトルクアップは結構なものだと思います。

体感度ですが、確かに若干トルクアップした感じがして
加速レスポンスが向上した感じ。
ECUによりパワーアップしている私のアバルトでも僅かながら
体感出来ているのでノーマルパワーのアバルトならもっと
体感出来る事かと思います。

それからこの商品にはオマケとして写真中段のミニエアフィルターが
付属してきます。
これは純正エアクリーナーボックスの除去により、経路が無くなった
ブローオフバルブのリターン（エアクリ戻し）部分の行き先を
大気開放とし、環境配慮の為フィルター装着するというもの。
これにより、ターボによる過給が掛かった状態でアクセルオフを
すると「プシュー！」という大気開放音が聞こえる様になります。
ブローオフバルブそのものを大気開放型にまるごと交換したの
ほどではありませんが、窓を開けて走ると聞こえる程度です。
（あくまでオマケの要素としてお楽しみください）

ちなみに私のアバルトではOTA装着により、ARQRAYマフラーからの
バックファイア音（私のプロトだけかも？）が一段と増した様な
気がしました。＾＾；


※2010年7月4日
メーカー推奨のホース取り回しを変更し、若干パワーアップを
果たしました。（体感度は個人差がありますが効率化にはなったかと）

↓ブログをご参照ください。
http://minkara.carview.co.jp/userid/143968/blog/18743650/

関連情報URL：www.ota-project.com/op/modules/AMS/article.php?storyid=7