2013年02月16日
2.4L化の話。
色々なショップなどから排気量アップキットが出てますが、ストロークが97mm, 99mm, 100mmのものがあるようです。
F20Cはもともと84mmストロークに153mmのコンロッド、30mmのピンハイトで合計225mmのブロック高。ストローク拡大するとなれば、残りをコンロッドとピストンで割り振らなければなりませぬ。
この割り振りとストロークの設定がミソと言えます。おそらくエンジンのフィーリングや回り方、寿命にも影響があるでしょう。
先日のH22A流用は99mmストロークに143mmのコンロッド、33mmのピンハイトで合計225.5mm、連桿比は2.89。
BCというエンジン部品メーカーのキットは97mmストロークに153mmのコンロッド、23.5mmのピンハイトで合計225mm、連桿比3.15。考えられてますね。
戸田とかインパクトとか、もう少し調べてみます。
Posted at 2013/02/16 13:47:49 | |
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S2000 | 日記
2013年02月14日
どっちかというと妄想族の私ですww
ひょんなことからアメリカのwebサイトを覗いてたら、安くエンジンパワーアップをお望みの諸兄に耳よりの情報が。
日本でもアコードやオデッセイに使われているK24Aのクランク、プレリュードのコンロッドとピストン流用(少々加工が必要)でF20Cブロックのままで2.4L化が格安で出来ちゃうようです。
連桿比が酷いのであまり高回転向きとは行かないかもしれませんが、2.4は2.4ですからね。けっこうトルクが出て乗りやすいのかな。
そんな観点で各社の排気量アップセットをみるとこのK24クランク流用してるものが結構ありそう。ピストンをレーシングエンジン並のショートピンにすれば連桿比を悪化させることなく排気量アップできそうですね。
ピストンだけなら特注でも安いところで10マソ強で作ってもらえるっぽいので、それもありかな。
色々と調べてみようかな。
Posted at 2013/02/14 13:58:04 | |
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S2000 | 日記
2012年12月28日
帰国がいよいよ現実的な感じに。
と、いうことはS2000復活の日も近い。
紆余曲折でクルマと付き合えるほど金もなし時間もなし。
どんなやり方が自分にとっての"楽しい"カタチなのかな?
人それぞれでしょうけれど、結局クルマ趣味を仕事にするわけじゃないし、背伸びしたってふくらはぎが音を上げるだけだから、自己満足のレベルを決めるのはすごーく大事。
ありたい姿を思い描いて、自分の法律を決めないとね。
Posted at 2012/12/28 11:22:16 | |
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S2000 | 日記
2012年04月14日
先日ブログで紹介したS2000のスーパーチャージャーキット。
その後にアローズさんのブログ見たりしたら、ブロア本体からのオイル漏れとか、締めつけ点の緩みからのオイル漏れとか開発トライ中は結構トラブルがあったようなので、気になって取付点とか重量をキットを売っているメーカーに問い合わせしてみました。
Science of Speedというメーカーのキットは完成車状態で80lb(約36kg)程度の重量UPになるようです。
こちらのキットはブロア、水冷アフタークーラーとそのための熱交換器(ラジエターみたいなもの)、ウォーターポンプ、取付ブラケットが主な構成部品です。
この水冷式アフタークーラータイプのキットは、おもな構成部品がエンジンに取りついていますが、エンジンの車両前方側にはもともとオルタネーターやエアコンのコンプレッサ、ラジエター配管などがあるのでスーチャーのブラケットをきちんと剛性高く固定するのは各メーカーの技術によるのでしょう。
アローズさんには悪いですが、Vortech社のブラケットはあまり固定点バランスが良くないような感じがしますね。
そもそもエンジンの高い位置にこれらの部品(約30kg)を取りつけるので旋回・ブレーキなどエンジンブロック的には結構な負担が掛るかも。SOSのキットは、当然水冷アフターやブロア位置といった生い立ちはVortech社に準じますが、ブラケットを大型化して取付バランスが比較的良さそうな印象です。重量はかさみますけどね。
この辺りは重量を取るか取付点バランスを重視するか、各社の考え方が少し出る部分かもしれません。
一方で空冷式前置きインタークーラーを装備した、Kraftwerks社のキットは車両重量は85lb程度アップとのことで重量的には水冷式の方に軍配が上がります。但し、インタークーラーは車体側に取り付けられるので、エンジンブロックに掛る負担はブラケットとブロアのみ。しかもブロアはオルタと対称くらいの低い位置に取り付けているので慣性モーメント的にも負担が少ないかな?
こちらの場合は通常のターボと同じでインタークーラーは車体側に取りついているので、あまりにエンジンが揺れ動けばパイピング抜けとかの心配はありますよね。
またこのキットで使っているRotrexブロアは、日本ではパワーエンタープライズが正規代理店になっているのでショートパーツがダメになって欲しいとなったら、なんとかなりそうな気もします。パワーエンタープライズのHPには並行物お断りと書いてありましたが、さすがにショートパーツくらいは売ってくれるでしょう。
考え方は色々なので本当に好みでしょうが、私がアメリカで売っているスーチャーに手を付けるならKraftwerksのキットがよさそうかな?と思ってしまいました。
ま、次の改悪/改良ポイントを考えている時間がイチバン楽しい時間だったりするんスよね(汗)。
Posted at 2012/04/14 13:44:28 | |
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S2000 | 日記
2012年04月07日
高回転までストレスなく回るとか9000回転レッドゾーンとか、ギア比もエンジンを美味しく味わうにはちょうど良い感じだし、私自身はS2000のパワー自体には大きな不満を持っていません。レースしたり、筑波1分切りとか狙えばもっとパワー欲しくなったりするんでしょうけどね。
さて前回少し触れたスーチャー。
こちらではアメリカンV8のマッスルカーの影響か?はたまたドラッグレースが盛んだからか?アメリカの国民性でしょうね、単純に力が強いのが好きなんです。だからS2000程度のパワーじゃ物足りない。
したがって色々なメーカーからスーチャーキットが発売されています。自分の覚書も兼ねて紹介。
特徴は基本的にボディ、エンジンに一切加工をせずに、ポン載せ・ポン下ろしが出来るように設計されていること。こちらではクルマを売却する時に加工されていたり、何かが純正じゃなかったりすると著しく値段が落ちるみたいですね。だからポン載せ・ポン下ろし。
場所を取らずに性能を稼ぐために、ルーツ式ではなく遠心式のカタツムリスーチャーがほとんどです。
こちらのWeb S2000 Forumなどで有名なのは次の4社。
①Comptech (CT Engineering)
土屋圭一のHotversion Videoにも登場したことがあるチューニングショップのキット。コンプレッサーはエキマニ前上側のPaxton、水冷式アフタークーラー。純正プーリー引き取りなのが残念。Stage2がない。エアクリを遮熱するカバー付き。
②Vortech
埼玉にあるArrowsというS2000メインのショップ で輸入取り付けしているみたいですね。コンプレッサーはエキマニ前上側のVortech、水冷式アフタークーラー。見た目は綺麗。コンプレッサーのサイズ・種類でレベル分け。大容量INJなし。エアクリカバー付き
③Kraftwerks
USのS2000フォーラムでは一番人気っぽいです。コンプレッサーはエキマニ前下側のRotrex、空冷式前置きインタークーラー。取り付けやメンテが大変そう。水冷ENGオイルクーラーとコンプレッサーオイルのクーラーが標準で付いてくる。印象的には一番理にかなったキットな気がする。カタツムリが見えないのが残念。
④Science of Speed
NSXとS2000の専門ショップ。自分とこのデモカーでサーキット走りこんでいるようです。コンプレッサーはエキマニ前上側のPaxton Novi、水冷式アフタークーラー。①②と取り回し、部品構成はほとんど一緒。なんとなく見た目があまりイケてないのが残念。
値段は大体同じような感じですが、レベルにより5000ドルから6500ドルくらいですね。大体 Stage1にはコンプレッサーと配管、インタークーラー、燃ポン、レギュレーター、割り込み式のECUが付いてくる感じで、ブースト0.4-0.5くらいで300+α馬力程度。Stage2になると、INJが大容量になったり、ブーストが上がるプーリーを使ったり、その分制御がより緻密にできるようサブコンまたはフルコンが付いてきて、ブースト0.75くらいで350馬力+α程度。
双方ともエンジンには手を加えないのが基本です。そんなパワー出てコンロッドやピストンは純正で大丈夫なんだろうか?
まだまだ買うわけじゃないですが、③か④が良さそうかなぁ。Stage2だと④のキットはAEM EMS Series2というフルコン、③はe-manage ultimateでコントロールしています。
もともと日本に帰ったらハルテックかなにかで適合やったりして、湾岸MIDNIGHTのトミナガ気取りを楽しみたいなぁと思っていたので、④のStage2はその点で魅力的。
ちなみに④のキットの内容はこちら。
http://www.scienceofspeed.com/products/engine_performance_products/S2000/ScienceofSpeed/Honda_S2000_Supercharger/
スーチャー気になる方は、上の4社の英語表記とSuperchargerと入れてYoutubeで検索すると、たーくさん動画が見れます。なかには450馬力越えのスーチャーS2000とかもありますので、お時間のある時にどうぞ!
Posted at 2012/04/07 15:23:55 | |
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S2000 | 日記