A3・S3の全バリエーション(スポーツバック/セダン、日本未導入の3ドア&カブリオレ)が、ドイツ本国で一斉にマイチェンを受けたそうです。
マイチェン版の正式発表は以前、9月下旬~10月上旬のパリサロンの開幕などにあわせて今秋か!?と報じたメディアが多かったのですが、予想よりも案外早いタイミングで発表されたので今すごく驚いてます。
閑話休題
《セダンのSラインパッケージ装着車》
顔つきは標準バンパーの仕様が新型A4、Sラインパッケージ装着車とS3は(今回、マイチェンが見送られた)RS3スポーツバックにそれぞれ似たイメージを取り入れているようですが、見た目はマイチェン前の仕様に比べるとスポーティな雰囲気がさらに際立ったような感じがしますね。
《スポーツバック e-トロン》
デザインの変わったヘッドライトはキセノンとLEDの2つに加え、すでにA4やA8などで採用済みのマトリックスLEDヘッドライトも選択可能になっているそうです。
インパネのデザインはマイチェン前とほとんど変わっていませんが、大きな変更点はステアリングのデザインや、オプションで選択可能だという“バーチャルコックピット”(すでに新型A4やQ7、TTシリーズなどに装備されてお馴染みのアレです)が新採用された程度のようです。
標準モデルに積まれるエンジンは、気筒休止システム・CODが付いた1.4TFSI(150馬力)、歴代初搭載である3気筒の1.0TFSI(115馬力)、2.0TFSI(190馬力)などが用意されることになった模様ですが、このうち1.0は最高出力から1.4TFSIの122馬力版、2.0は1.8TFSI(180馬力)のそれぞれ後継も担っているかもしれませんね。
一方、1.4TFSIを積むPHVの“e-トロン”ですが、エンジンの最高出力などに変更はないそうです。
《S3スポーツバック》
強力な2.0TFSIを積むS3は、最高出力がマイチェン前の300馬力から310馬力に引き上げられた模様ですが、恐らく日本仕様はこれまでと同じく、本国仕様に対してパワーダウンを余儀なくされる可能性が高いでしょうね。
《S3セダン》
各車のマイチェンモデルですが、本国では来月から販売がスタートする模様なので、日本市場への導入は早くて初秋ごろになるかもしれませんね。ガソリン車の新たなエントリーグレードである1.0はA1に積まれて好評のようだし、それに以前から噂されているディーゼル車導入の件もあるので、ラインナップがマイチェン前に対して変動する可能性は十分考えられるでしょう。
Posted at 2016/04/07 23:28:06 |
ドイツ車(アウディ) | クルマ