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ドイツ本国では発表記念車としてデビューしていた、新型ポロの“beats”コラボ仕様。

モデル自体は先代にも設定されていたため、そちらに続く日本導入も楽しみだったものの、3月20日の満を持した国内発表時、TSIトレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの3種からなる標準車共々の初期導入は見送られる格好となってしまいました。

私の勝手な推測ですが、たぶんゴルフⅦ（7.5）や現行ティグアンをベースにした特仕で、beats社と同じオーディオ機器メーカーとのコラボによる“DYNAUDIOエディション”の発表を受けてか、何かしらの縛りで導入を見送ったのかなという感じがします。

実はここ数日、VGJからの発表アナウンスが待ちきれなくなったので、本国サイトのコンフィグレーターも使い、日本仕様の予想を密かながらに考えておりました。で、私なりにあらゆるデータから導き出した日本仕様の主な内容は…

①ベースとなるグレードは人気等を考慮した“TSIコンフォートライン”

②ボディカラーは本国仕様に準じ、フラッシュレッド、ホワイトシルバー（ここまでメタリック色）、ディープブラックパールのみ

③装着ホイールは（本国仕様だと17インチも選べるが）価格抑制などの意味合いから、専用デザインで標準の16インチサイズに限定

④機能面ではbeats製オーディオシステム（6スピーカー・8ch・300W）に加え、上記のベース車ではオプションの“Discover Proパッケージ”を特別装備

⑤価格はベース車（2,299,000円）から15～20万円高に設定

…という予想にしました。とくに価格の件はコンフォートラインとハイライン（2,650,000円）の間に差があるため、「VGJなら敢えてでもそうするだろうな」という観点と、なるべく後者とのバランスを崩さないようにという思いも込めて考えました。

恐らくbeatsの日本仕様は新型GTIだったり、標準車に（1.5TSIあたりのエンジンを積ませるであろう）新グレードが追加される頃には登場すると思われますが、果たして実際のデビュー時に、以上の予想から当たった点は出てくるのでしょうか…！？

『BMW M4カブリオレ、日本法人設立以来初の導入決定　1380万円より』

カブリオレはStudie鈴木代表が過去のブログに綴っていた噂どおり導入されましたね。

日本仕様はクーペ（とM3セダン）に準じ、431馬力のベースグレードも450馬力の“コンペティション”も設定するのかと思ってたんですが、標準車として導入されたのは後者だけなんですね。あと左ハンドル車の設定は無く、右ハンドル車のみの展開にもなったようです。どれも本当に意外にマンゴー or BREAKだなぁ…という他ないです。

2014年の本国発表から4年が経ち、ようやく日本に正規導入されたカブリオレ。ただ普通に導入のリクエストがあったからなのか？現行M3が（ベースの3シリーズセダン共々）モデル末期であることなどを理由に生産終了のアナウンスが出されたため、その次期型登場までの繋ぎとして導入させたのか？これまで国内販売に踏み切らなかった理由が何なのか知りたいところです。

ちなみに標準の“コンペティション”と同時発表された30周年記念車ですが、そちらは2月に本国デビューしていたものの、時期的に日本市場でM3 CSの予約受注が始まったのと同じだったのに加え、標準車と違って正規導入されない可能性もありそうだったので、実はブログネタにするのを泣く泣く諦めたんですよね…まさかまさかで、これも私的には意外でした。

『BMW M2クーペ、黒基調の限定車を発表　Mパフォーマンスパーツを多数採用』

やはり日本仕様の“エディション・ブラック・シャドー”は（本国発表時のブログに綴ったとおり）限定車として導入されましたね。

国内への割り当ては頑張っても十数台程度だろうと思っていたら、なんと100台限定らしいです。まあたぶん後述の理由もあり、ベース車の早急な在庫減らしのためや、これまでの人気を踏まえた上でそうなったんでしょう。

ちなみに今回は7速M DCT車のみを導入させたそうです。私的には6速MT車の用意もあれば、ファンの食指をさらに動かす要因になっていたでしょうし、両ミッションそれぞれ50台ずつを導入させても辻褄合ってたかな？という感じがするんですけどね。まあこれは特仕を企画したミュンヘン側（要は本国本社）とジャパンとの間で決められたことなので、文句を言ってもしょうがないですが…。

きょう受注開始で納車は7月から…となると、先の北京ショーで初公開された“コンペティション”の日本導入は早くて秋以降で間違いないなさそうですかね？