
オーディオマニアの間ではかなり前から有名らしい制震/静音化グッズ。デッドニングについて調べていたら、続々と出てきたので、とりあえず真似てみることにした(本家でもオリジナル作成は推奨している)。
本家ではクライオ(CRYO)処理を施している様子。金属物質を液体窒素などで-100°以下で浸すと分子が安定し、その結果伝導性や品質が向上するらしいが…常温に戻ったとき、金属は常に膨張収縮する訳だが、夏場はどうなるんだろう?処理した製品は熱を避けろとある…。金属なら硬度は同じなのに、なぜ震動にまで効果があるのか。
音質向上に効く、イカニモな説明の数々は本家を探してもらう事として、要は免震部材を最も震動の多い場所(頂点)に貼り付ける事である。
目標の震動体に柔らかい両面テープなどを貼り付けて、その上に金属(直径1cm程度)などを接着すると、遅れて波が起こるため、短時間で振動を相殺する。
これは、あえて揺られて振動を速やかに消し去るという最新建築でも基台に使われていることから(別に法隆寺や三十三間堂でもいいが)、波動理論のようなオカルトでもないことは理解できる。
で、材料と道具です。
ブチルゴムテープ、ナット、セメダインスーパーX、ハサミ
本家ではスポンジテープ類らしい。作るなら発泡体の両面テープと一円玉でもよさそうだ。耐震ゲルならさらに効くように思うが。
車へのレゾナンスチップ貼りつけもあるのだが、車用ガラスはゴムベースに乗るような構造なので、ガラスそれ自体レゾナンスボードじゃないのか?というのは穿った考えか。各所のユーザー報告を読むと、リアガラスの左中右に三個貼るとマフラーのこもり音が解消されるとある。
大量に作る事も容易なので、のんびりと実験の予定。デッドニング作業はまだまだ続くので、スピーカーの裏面や、隠れた場所にびっちり貼りつけるのも一興かもしれない。後から開けた者が蓮コラージュみたいで嫌がるかも。
Posted at 2005/08/18 10:05:15 | |
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