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先日の３連休を利用しまして沖縄に行ってきました。あまり天気の良くない３連休でしたが、外出時には雨も止んだり、最終日には晴れ間も見えまして、リラックスできた３連休でした。しかし千葉に戻った次の日に、悲しい出来事が起こってしまいました。祖母が急変して亡くなってしまったのです。昨年末より大分身体も弱ってきていたため、そろそろ危ないとは思っていました。そのため次週の３連休に曾孫の顔を見せに行く予定でしたが、叶わぬ夢に終わってしまいました。亡くなった次の日には大学での外来や当直も入っていましたが、先輩に頭を下げて代診をお願いし、一路仙台へコペンで向かいました。４時間ほどで到着すると目を腫らした母が無言で立っていました。仕事柄、人の死には多く立ち会ってきましたし、ここで泣いてしまうのは、いい歳の男だから気恥ずかしいと思い、ぐっと堪えました。しかし祖母の御尊顔を改めてみた時には思わず涙がこぼれてしまいました。大学生時代は福島にいましたので、よく買い物をしに仙台に行った時には祖母宅に寄ったものですが、その時の他愛もない会話や笑顔がとてもよく脳裏に焼き付いています。また祖母は医師になるのが夢でしたが、戦前の女性蔑視の時代背景もあり叶わぬ夢になったと聞いた事も思い出しました。そのため自分と双子の弟が同時期に医学部に入学した時には、両手をあげて大喜びをしてくれ、その当時も大分身体は弱っていたのにも関わらず入学式に駆けつけてくれた事も忘れられない思い出です。記憶を辿って色んな事を思い出しながらのお通夜、お葬式でしたが、いざ火葬が終わってお骨を拾い、あの小さな骨壷内にお骨を収めた時に初めて祖母の死が実感できました。今度の３連休には、予定は変わってしまいましたがチビを連れて改めてお参りしてきたいと思います。波乱万丈の人生でしたが、安らかにお眠りください。