もうすぐ我が家にやってくる 『ルノー・トラフィック』
残念ながら既に『現行型』では無く『旧型』である。
昨年本国ではフルモデルチェンジした新しいトラフィック。
所謂アッカー顔になったのだろうが、個人的にはにはデザイン的にそこまで魅力を感じず。。。
彼の地でも中古市場のみとなった、2代目の先代トラフィックに焦点を絞った訳だ。
今回、色々な経緯があり、CARBOX横浜さんでトラフィックを取り寄せてもらった。
現地の中古車をどの様に迎え入れたのか。。。記録に残しておこう。
■現地中古車サイトで流通車両を検索
意外と思ったかもしれないが、国内で中古車の情報を仕入れるのと基本同じ。
先ずは現地の中古車情報サイトから目ぼしい車両を探す。
もちろん、購入先でも独自ルートで車両を探してもらったが、最初の情報入手は同じ現地中古車サイトだった。
ちなみに、彼の地の中古車サイト、意外と探そうと思っても見つからない。
Googleさんに聞こうと思っても、旨い検索ワードが見つからないのだ・・・
『欧州 中古車 検索』と聞いても、GooWORLDや日本の欧州車専門店しか検索されない。。。
そりゃそうだ、彼の地なんだから現地言語で検索しなきゃ出て来るワケがない(汗)
私が主に見て回ったのは以下のサイトである。
■AUTO SCOUT24
http://www.autoscout24.com/
■mobile.de
http://www.mobile.de/?lang=en
今回トラフィックを現地で探す基準としてお店とも相談して以下の条件で検索した。
・EURO5適合車両(2012年式以降)
・実走行30,000km未満。
・ディーゼル 115PSバージョン
(お店の持ってるガス検枠がこのバージョンの為)
・ショートボディー(L1H1)
・マニュアルトランスミッション
・ボディーカラーはなるべく有彩色
(ホントはレッドやブルー等鮮やかな色が良かった)
その他に、
両側スライドドア、リア観音開き等を当初は条件としていた。
しかし、私の要望に合致する車両は、欧州市場でもホントに皆無・・・・
トラフィックの様な商用車は現地で流通している車両は圧倒的に白や黒が多い。
希望の有彩色はほとんど流通していなかった。
彼の地ではカラフルに彩られた商用車が走り回っているイメージがあったが、実際は実に日本的なモノトーンのカラーしか探せなかったのだ。
また、両側スライドドアも現地では基本オプション。
右側通行の彼の地では高い追加料金払って両側スライドドアにしている車両はホントに少なかった。
そして、リアドアの観音開。これも後期型の車両はほとんどが1枚扉。
観音開の方が使いやすいと思うのだが、乗用のパッセンジャータイプにはほぼ皆無・・・って事で、何がしかの妥協が必須な事は理解した。
さて早速リサーチだが、言語が『日本語』じゃない以外、基本的に現地中古車サイトも日本の中古車検索サイトとさほ表示されている情報は変わらない。
車両情報画面で日本のサイトでは見られないものとして、CO2排出量のランクが結構目立つ位置に必ず表示されている。
向こうに人は車を選ぶ基準としてCO2排出量も大きなファクターなんだろうか?
以下は実際当時検索して候補となった車両の一例。
先ずは画像で絞り込んでいった。
これは『EVADO』というトップグレード。
フロントシートとセカンドシートは回転対座機能付き。
セカンドシートはキャプテンシート。ロングスライド+リクライニング付き
ビルトインテーブル付き・・・本革(風?)シート。
・・・と至れり尽くせりの簡易キャンパー仕様。
ホントはコレが一番良かったが、なにせとてもお高い・・・
なおかつ、この販売用の車両画像みてて、息子が気づいた。
『フロントバンパー部分凹んでない?・・・』
・・・ホントだ、左フロント部分に凹みが有る。。。
現地中古車検索は冷静な判断能力が求められるのに、私が舞い上がっていた。。。反省である。
これは、黒の『Black Edition』
モデル末期にパッセンジャータイプに設定されていた特別仕様車。
C4ピカソの正規輸入バージョンのようなブラックアウトしたヘッドライト、シルバーのラジエターグリル、セカンド・サード・リアウィンドウのダークティンディットガラス標準装備、専用シート生地、専用エンブレム等が特別仕様らしい。
なかなか綺麗な車両っぽかったが、黒はどうしてもトラフィックのキャラとあわない気がして、決定打に掛けた。
赤のパッセンジャー。鉄ホイール+ホイールキャップのベースグレード。
雰囲気的に現地ディーラーの送迎車?試乗車?と言った雰囲気。
これかなり気に入ったのだが、写真をよく見ると、セカンドウィンドウのスライド開閉機能が無い。。。。
送迎車等で使用されていた現地車両にはセカンドウィンドウの開閉機能が無い車両が多かった。。。それ以外はかなり良かったのに。残念!
ブルーグレーのブラックエディション。
これも魅力的だったが、なにかこう・・・『華』が無い気がした。
実車はそうでもないのかもしれないけど。。。
中古車ってフィーリングが大事じゃないかな?
って事で、候補から格上げされることなく、終わった車両。
お次はスペインで見つけた、ホワイトのパッセンジャーベースグレード。
これ、なんと両側スライドドア+リア観音開き仕様。
私の当初要望をすべて満たした一台だった。
現地販売価格も€18,900と比較的リーズナブルで結構グッと来た。
ただ、やはりスペインという国の車両は荒い使われ方をされた車両が比較的多いらしく、お店としてもちょっと消極的にならざるを得ないという事で、最後まで後ろ髪引かれつつ、オクラ入りとなった。。。
・・・でも、今見ても魅力的(笑)
で、最後が実際お取り寄せした車両の現地検索時画像。
ディーラーの派手なステッカーに騙された感は否定できないが、なんか、こう『華』を感じちゃった訳です。
『ビビっときちゃった』って感じかな(笑)
で、翌週お店の方と膝を突き合わせて打ち合わせた結果、最後のベージュメタリックなトラフィックが第一候補となったわけ。
候補が出てからは詳細を見ていくのだが、英語ならまだしも、ドイツ語などの表記だと正直さっぱりワカラナイ。。。
そこで、Google翻訳さんに活躍してもらって、車両情報を的確に掴もう。
さぁ~て・・・ほとんど意味不明・・・
ディーラーの試乗車らしいことは写真からも分かったのだが。。。
『始まっている間、自動Turverriegelungでロックしている本部』
・・・はぁ?
『左の手荷物取扱所カバー』・・・って何?
『金属的噴霧』・・・って金属ばら撒けるってこと?(汗)
まあ、なんとなく、過不足ない雰囲気だったので、ヨシとした(汗)
っとまあ、決定前の分析はこれだけ・・・
日本でカーセンサー見て決めるのと対して変わらない。
候補が決まったら、お店から現地のエージェント経由で現地ディーラーに確認してもらい、取引可能となれば晴れて決定!となるわけ。
どんな車が来るか、本質はワカラナイというリスクをどう考えるか。
そこに尽きると思う。
少しでもリスクは取りたくな~いって人は迷わず正規ディーラーへ(汗)
さて、今回トラフィック一択だったかというと、ちょっと迷った車がある。
エスパス4である。
実は当初はこの形、あまり好きでは無かった。
なんかズングリムックリで・・・・
でもC4ピカソを経験してから改めて見ると印象が変わった。
なにせエスパス、欧州ミニバンの元祖と言ってイイ歴史がある。
この頃のルノー車のデザインは最近のルノー車(=アッカー顔)よりデザインの耐用年数が長いというか、飽きが来ないと思う。
人気は有りませんけどね・・・(涙)
最近のマツダ車もそうだが、アッカーのデザインは飽きが早いと感じる。
最初はすごく新鮮で格好良く見えるのだが、持続しないのだ。
現に先日MCしたアクセラとか見ると既にお腹いっぱいな雰囲気に・・・
アヴァンタイムとかもいま見ても新鮮だしね♪
商業的には知らんが、パトリック ル・ケマンは偉大だったのかも!
でも結局、エスパスは台数が極端に少なく、中古車市場でも非常に高価。
そして何よりCARBOXさんがATのガス検枠しか持ってなかったので敢え無く断念!となった。
さて、めでたく購入車両は決まった。
でもその後も海外サイトはよくチェックしている。
他にもこんなサイトも有るヨ。
■http://www.classiccarsforsale.co.uk/
※ココはクラッシックカー好きの貴方へ♪
ここでは、私の上がりの一台!っと決めているコノ子。。
FIAT600 Multiplaが居る。カワユイ・・・ピカピカ
いつか手に入れたい・・・でもトラフィックより断然高い(汗)
・・・やはり人生の目標の一つで有る♪
ということで、海外サイトで見つけたドイツ人(?)のトラフィック。
まさかこんな極東の地へやってくるとはびっくりだと思うが・・・
海外サイトで見つけた中古車が海を渡ってやって来た。
CARBOXさんからは到着後も逐一メールで連絡をもらい、とても安心出来た。
同時に取り寄せたもろもろパーツ類もいい感じにフィット!
イメージどおりに仕上がってそうで一安心♪
着々と準備は整い、今週末へはどうやらやって来そう。
さて、超希少車ライフ、どうなることやら・・・
そして、車検証にはお馴染みの型式『不明』・・・
もうコレじゃないと満足できない!?!?
・・・では、次回も乞うご期待!?
あれ・・・・・?
先回予告した『そうかえん』は?・・・って?
・・・その内、上げます。そうします(汗)
では、またぁ~!!!!