２０Ｂエンジン

ＲＥＯＭで珍しいエンジンがばらけていたので、写真撮らせて貰いました。













見事なまでのカーボン付着ぶり。シールは引っ張っても抜けません。
走行中突然２発になったり３発になったりしたそうですが、なるほど・・・


ローターハウジング内はカーボンコーテッドです。
ハウジング内のオイル分が微妙にたらないからカーボンが付いたままになるそうで、
ガソリンにオイルを混ぜていればこうはならないそうです。
確かにメータリングポンプの噴出口がある中央部は付着していません。
逆にオイル分がもっと少ないと、ハウジングが削れるのでカーボンが付かないそうです。
写真左のハウジング下面にはスラッジがびっしり。オイルに浮いていたので抜けずにずっと溜まっていた物です。


長期動かさない事があったそうですが、その間にエキセントリックシャフトが錆びた様です。
放っておくと油膜が切れて錆びが出るオイルってどんなのでしょう？


これだけだと１３Ｂと変わらないので２０Ｂのキモ、エクセントリックシャフトの勘合部を載せておきます(^^; 　この３つ目のローターが乗る部分の加工は大変そう・・・

オーナーさんは直す気だそうですが、直るかどうかはマツダの部品供給次第だそうです。