お洒落な内装

これはランチア・デルタ・インテグラーレのインテリアです。
16Vモデルの途中まで採用されていました。

ご覧の通りにとてもお洒落で、ミッソーニがスタイリングしました。
僕はこのインテリアが大好きです。

しかし、のちにSMのコスチュームを彷彿とさせる黒いパンチングレザーのインテリアに変更されてしまい、愕然としました。
このときを堺に僕の中でインテグラーレは「お洒落でスマートなクルマ」から「漢（ｦﾄｺ）らしい走り屋クルマ」になってしまいました。

この後、デルタはEVOとして進化を遂げます。
性能が上がってマニアは嬉しいでしょうが、僕の興味は薄れていきました。

因みに、インテリアがミッソーニだと教えてくれたのは徳大寺氏。
他のメディアは車の性能こそ絶賛しましたが、インテリアに関しては特に印象に残る記述はありませんでした。
氏の自動車や文化に対する造詣の深さが窺い知れます。