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車を走らせて、ベストタイムを刻むのであれば、今が本当にハイシーズンだと思います！ただ、僕は走れる車が無いという．．．。

この数年間は、努力って本当に報われるのかという微妙な愚痴も出ちゃいますよ（失笑）

まあ、そんな愚痴は置いておくとして．．．。

M3をサーキットで走らせる上で、大切なパーツとは？僕は以下の順列だと思います。
①シート&ハーネス
②ブレーキ
③サスペンション
④デフ
といった感じかな？僕の場合は、必ずしもこの順列ではなくて、③→②→④→①という順序で手を付けて行きました。これは走っているサーキットにも因りますし、自分的に不具合を感じた順序で対策を進めた結果です。ただ、シートとハーネスは最初に手を付けるべきだったと未だに反省しています。

ここまでやると、M3もかなり男前になります。ただ、次の一手については皆さん悩むと思うのですが．．．。僕が車を作ってきた経験からお勧めするのは以下のパーツです。

その①
最近のドイツ車ですが、リアのサスペンションをキャリアーに全て取り付けて、これをサブアッセンブリーとして車両に取り付けている設計が主流ですね。この形式は車両メーカーにはメリットがありますが、サーキットユーザーに関してはデメリットが多いと思います。理由は、重くて大きく動くサブアッセンブリーをゴムで取り付けているので、コーナーリングや加減速で力が加わると大きく動くんですよねー！



この動きが車両のコントロール性を阻害する要因となっています。と言った訳で、この大きく動くキャリアのリジッド化はかなりお勧めです。Assistさんから部品は発売されていますが、交換の手間がすごい掛かるので工賃の方が凄いかも（笑）

その②
フロントサスペンションの前後方向挙動を規制しているトラストアームですが、大きなゴムブッシュが入っています。この部分は高Gでブレーキを踏むとゴムが潰れてキャスターは変化するはトーもどこを向くのか解らない．．．。



この部分も絶対にピロ化しなければならない部位だと思います！

この2点を最初に対策しておくと、この後に控えている足のセットアップやら空力やらもすんなり行くと思います！


少なくとも僕はそうでした。今さんも車両は違うけど足回りのピロ化の重要性を謳っていますが、BMWのサスペンション形式を考えると非常に重要な部位だと思うなー。