
趣味と暇つぶしを兼ねて自動車技術関連の本を買ってみたのだが、面白いなーと思う記事があったので書いてみます。
※このブログを書いているのはただの素人です。間違いはご容赦、ご指摘ください。(飲んで書いてますしw)
最近の自動車設計を支えるシミュレーション技術と今後の動向 というような内容だった(以下一部引用/私的口語約)
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設計/開発の高速化とコスト削減からCAEが導入されて大分立つ。最近は衝突安全、流体解析(CFD)振動解析、構造解析等、多岐にわたって活用が進んでいる。「2番じゃダメなんですか?」のスーパコンピューターの京など、ムーアの法則宜しく、進化しまくりの次世代スパコン/ソフトを利用しての車作りが常識になっているようだ。中でも空力設計へのCAE技術、流体解析(CFD)が面白そうだ。
新型車のカタログを見てもハイブリッド/エコカー全盛の昨今、燃費が最大のアピールポイントなのか、CD値=0.2xを達成!
みたいな売り文句が踊っている。そのためコスト/開発時間短縮に有利なシミュレーション技術としてCFDが発達してきたようだ。ここで注目なのはコストだ。
仮にスパコンの導入(CFD)に2億。色々計算すると、減価償却と維持管理費で年間に数百万~2千万位かかるらしい。
一方でデカい設備の風洞設備導入/維持管理 では年間1~2億はかかるようだ。(アフターパーツでも真面目なエアロメーカーさんはキチンと風洞実験をしてデータ取りしている旨を公言されていますね。)
CFD設計の方が安いじゃん!と思いがちですが、こちらははハードウェアコストのみでソフトウェアライセンスがとにかく高いようだ。(数千万~億) 費用対効果としてはいい勝負なのかもしれない。(2011年あたりの情報)
ただ進化が早いコンピューター。次世代の空力解析手法としてLESなんて手法ものあるようだ。(すでに常識!?) こちらはより実際の走行条件に近い形でのシミューレートが可能な模様。(スパコン/京ではこの辺の急な横風や、車体の姿勢変化に伴う空力の違いもシミュレート出来るみたい) さらに前述の衝突安全、騒音等のへも転用が効くため、より利用されていくと思われる。
だが、難しいのが現場レベルの意見。例として、s2000で言えば、エキマニやトランク部分の開発時の話として聞いた事があるのですが、
「当然シミュレーション技術も使って設計するのだが、実機テストでは設計通りにいかない。現場ではもっと泥臭い作業で、いくつものパターンを作成し、取っ替え引っ替え試した」
「開発段階、高速走行時に不安定になったのでトランクに跳ね上げ(ダッグテールデザイン)を採用した」 等、どんな仕事でもあると思いますが、やってみないと分からない。な話はよく聞きますよね。人間(職人)センサーには機械では適わない部分があるのかもしれませんね。
でも、設計技術が進歩すれば目標に近い所からスタート出来るのは間違いないはずなのです。期間圧縮/コスト削減に有効だからこそ採用されているわけですし。
現状では、スパコンや大規模風洞施設の利用には申請や制約が多く、民間含め気軽には利用出来ないと聞きます。もちろん、税金で作られた物ですから慎重にはなるべきなのですが、私みたいなアホじゃなく、才能とやる気がある人が1番目指して利用したいとするならば、、「2番じゃダメなんですか?」とは言えません。
願わくば、エコカーだけじゃなく、庶民が買える価格で最先端のスパコン設計+職人センサーのスポーツカーが登場することを望みますw
駄文長文失礼しました。
Posted at 2015/12/06 01:50:54 | |
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