純正シート洗浄、取り付け 2

はい、バラバラになりました。
座面クッションは、カバーとウレタンの固定箇所がかなり多く、一部のみ外しての作業にしました。

洗います。
今回の作業の一番のキモがこの工程でして、実はシートに汚れは特にありません。
洗う理由がペット臭なんですが、これがとにかく強烈で厄介でした。
今回はアンモニア系(アルカリ性)の臭いと判断し、酸性の液体で中和する作戦を取ります。
使用したのは、動物用消毒剤のアンテックビルコンSの250倍希釈液です。
これは酸性なので、おそらく臭いが中和されるかなぁと使いましたが、ビンゴ！
1日間半ほど、半日に一回揉んだり混ぜたりしながら漬け込みで、一発で臭いが取れました。
動物用に使われるくらいですので、安全性も高く、またいかにも消毒剤といった臭いもありません。
ただし高価なのと、希釈液はピンクというか紫っぽい色なので、色移りします。
プレの場合は真っ黒なのと、どうせ作業失敗しても処分するから、という捨て身作戦でやってみましたw
黒以外のシートの場合は、ミョウバンなどが効果的かと思います。
アルカリ性の臭いを酸性で中和というアイデアは、釣りで魚の生臭い臭いはアルカリ性で、酸性が効くと聞いた話がヒントになりました。

あとは完全乾燥してから、逆手順で組み立て。
乾燥は相当時間が掛かります。
ひたすら手揉みして絞り、置いておくといつまでもダラダラ水が垂れるので風呂場で保管したり、ある程度抜けたらファンヒーターの前に置いてみたり(距離には気を付けましょう)、それでも乾かないのでタオルの上に置いて、足踏みしてみたり…。
結局3週間掛かりました。

最後にセミバケを外し、シートベルトバックルを移植し、車に取り付けて完成です。
シートベルトバックルのワッシャーの順番が相変わらず分からず、ネットで探しても分からないので、いろんな組み合わせをひたすら試しました。
調べたら出てきそうな物なのですが…。
セミバケ取付は業者に頼んだので、部品もどこまで純正か正直わかりません。
また、ブリッド純正レールシートだと24mmの薄型ボルトを使用してるので、意外と手持ち工具では無いサイズかもしれません。
自分はモンキーを最大まで開いて対応しました。

3年半ぶりの純正シートです。
やはり社外品より使い勝手は良いし、何より広いですね！
ユーロスターIIはかなり大柄だったので、これで荷物や人も乗りやすくなったかなぁと。

また、今日(11/2)でプレ納車から6年目となります。
車は元気なのに、オーナーだけ老けてる気がして最近なかなか辛いですw
派手な赤も良いですが、純正の色使いも上品な上に赤ステッチでスポーティ感もあり、やはり良いですね。
ステアリングも同系色にしましたので、運転席もカバーが傷んだら黒にしようかと思っています。
赤もとにかく派手でこういう車に似合いますか、年相応で黒基調の落ち着いた内装、かつ良く見たらちゃんと走れる仕様、そんな車にしていっても良いのかなと思う今日この頃です。