
どこかの自動車メーカーのCMでこんなコピーを聞きましたが、まさにこれに近い体験をしてしまいました。
8月の24日から27日まで家族3人で沖縄旅行へ行ってきました。プレちゃんは羽田の駐車場でお留守番。たった3泊4日でしたが毎日沖縄の暑い日差しの中、日常の嫌な事を忘れイルカと戯れたり海やプールで泳いだりと南国の夏を満喫して帰って参りました。
家に着き撮った写真の整理でもしてみようかとカメラを探すが、カメラが無い。何処にも無いんです。慌ててホテルに電話してみても無いとのこと。結局カメラは出てきませんでした。何処に忘れてきたのかは未だにわかりません。美しい海や家族の笑顔を収めた貴重な瞬間が一杯詰まった写真を全て失ってしまったのです。それはそれはショックでした。
このことを家族に告げると妻はもちろん呆れ顔。しかし娘が言った一言で救われました。「思い出が残っているからいいじゃん。」
写真が有ればいつまで経ってもその瞬間を見ることが出来ますが、写真を失ったことによって思い出を自分の心に深く焼き付けることが出来たと今は思います。
思えば我々はビデオやカメラなど便利な道具によって簡単に瞬間を残す事が出来るようになりましたが、その分自分の心に残すという行為が疎かになってしまったのではないでしょうか。そのことを学んだだけでもまあ良しとしますか。高い授業料になってしまいましたが。
ちなみに添付の画像は携帯で撮ったホテルの部屋から見た沖縄の海です。写真はこれだけ。おまけに全然沖縄に見えない!
Posted at 2005/08/29 04:43:55 | |
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