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動かすだけならコレでいけそうな気が?
挑戦有り難うございます。 m(_"_)m

今回のfkさんのトライでは、クーリングファンの入力側を、マグネットクラッチとアディショナルファンの間に接続することにより、マグネットクラッチは作動させずにアディショナルファンのみを同時作動させようという考えですね。

電気の説明をする時に、身近な見える形での例として、よく水を電気の代わりに引き合いに出されますが、電気の回路もこれに当てはまります。

今までの私の説明の仕方が不十分だったのですが、おそらくfkさんは回路に流れる電気を、山の上の方から流れて来る川の流れのように考えられたと思います。

ですからマグネットクラッチへの分岐点より下側に接続すれば上流側には流れず、下流側に有るアディショナルファンのみに電気が流れると考えられたと思います。


でも「電気回路」という文字を良く見て頂くと「回路」となっていますね。
“回路”は英語にすると“サーキット”と訳すことが出来、「電気回路」は「電気の流れる輪のように閉じている道筋。」というように辞書では説明されています。

ですから川の流れではなく、ホースかパイプの中を流れる水と性質が似ているのです。

ここで話はチョット脱線しますが、「パスカルの原理」という言葉を聞いたことが有ると思いますが、思い出してみましょう。

「パスカルの原理」=密閉した容器内で静止している流体の一部に圧力を加えると、その圧力は同じ強さで流体のどの部分にも伝わるという原理。1653年にB=パスカルが発見。 (Yahoo辞書より引用)

例えば水道につながれたホースに小さな穴が開いてした場合、モチロンほとんどの水はホース先端から出ますが、一部はこの穴からも噴出しますね。
これもパスカルの原理によるものです。

と、ここで話を元に戻します。(^o^)ノノ

電気回路の中を流れる電気も、基本的には電位差(ボルト数の高い方から低い方のボルト数の差)に応じて流れます。

ですから、この回路でもマグネットクラッチは、アースにつながっているので、ここにも電圧が掛かることになります。

マグネットクラッチへの分岐点とアディショナルファンまでの配線の抵抗は、ほとんど考えなくて良いくらいに低いので、「リレーとマグネットクラッチの間に接続」するのと、「マグネットクラッチとアディショナルファンとの間に接続」というのは、ほとんど同様に電気が流れてしまいます。

ということで、せっかくのトライてしたが、fkさんの回路では水温が上った場合にエアコンのコンプレッサーも同時に作動してしまいます。

再挑戦お待ちしていますよ~!! (^o^)/
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> 今回のfkさんのトライでは、クーリングファンの入力側を、マグネットクラッチとアディショナルファンの間に接続することにより、マグネットクラッチは作動させずにアディショナルファンのみを同時作動させようという考えですね。

 その通りです(笑)でもよく考えたらマグネットクラッチとアディショナルファンを
並列つなぎするようになるので両方に電流が流れるだろうな~?と思いながらも、次案浮かばなかったので駄目元で載せてみました。


 今回はもうすこし頭ミソを絞ってみたのでどうでしょうか?
他にも方法は有ると思いますが、解答例の一つとして正解です。

追加するリレーが「4Pリレー」ではなく、「5Pリレー」というのがミソですね!

作図に慣れておられないので、少し図が見難いかと思いますので、fkさんの作図を元にして少し取り回しを変えて書いてみました。

追加したリレーの接点が切り替わった時につながる線(NO側)の入力をクーリングファンの入力線の所から引いておられますが、ワザワザそこから引く必要性は有りませんので、手近なアディショナルファン用リレーの電源線から取り出すようにすると良いでしょう。


ということで、fkさん合格で~す! (^o^)/


ちなみに、既にお気付きかと思いますが、クーリングファンの水温スイッチの上側から並列に配線をつなぎ、室内に引き込んでスイッチを介してアースに落とすようにすると、スイッチ操作で2つのファンを強制的に回すことが可能になりますね。
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