はじめまして、ケンケンといいます。
エンジンコントロールについての相談です。
現在、NAの後期型にマツスピS/C+マツスピのBスペックハイカム使用で
乗っています。
そのため、ECUは当時のマツスピのものかと思われ、
それをe-マネで補正をしています。
また、S/CのON/OFFスイッチの仕様となっています。
これまで、頼りにしていますショップに調整を幾度かお願いをいたしましたが、
なかなかエンジンストールが治りません。
エンジンストールは、
①停止する直前
②カーブを曲がるなど、速度を下げてエンストしないように
クラッチを切り、ブレーキを踏んだとき
の上記の時に症状が出ます。
ただし、猛暑で27度の炎天下の時にはまったく症状が出ずに
とても調子が良い状態でした。
しかし、普段はやはりエンストには悩まされます。
色々とショップの方と相談をしていますが、
そもそも、BスペのECU+e-maneでの制御では
限界なのでしょうか?
もともとS/C+ハイカムは制御が難しいと聞いていますが
烏龍茶HIDEさんの以前のロードスターは
同じようなS/C+ハイカム仕様なので
何かエンジン制御についてアドバイスをいただけると幸いです。
こんばんは。
ハイカムと一口にいっても、作用角度が何度の物なのか書かれていないので、相性の良し悪しは何ともお返事のしようが無いですが。。。。。
それと、可変スプロケットでバルブタイミングを調整しておられる場合と、ポン付け状態とでも異なります。
ちなみに、上流式でしょうか、それとも下流式で使っておられるのでしょうか?
排気系統の抜けが極端に抵抗の少ない場合も、オーバーラップ時の吹き抜けのために不調の原因となることも有ります。
B-specのECUがどの程度の仕様になっているのか、NA後期というのがNA6なのかNA8なのかでもまた違って来るかと思います。
私が付けていたのは、NA6前期型にIN,EX共に256度のカムで、タイミングはHKSの推奨値に合わしていたと思います。
ただ制御はe-manageではなく、フリーダムでDジェトロ制御にしていましたので、わりとセッティングの自由度が高かったので行けていたのかも。
夏の炎天下で調子が良くなるということですから、気温が高い時には大丈夫と判断して、吸気温が高い=空気は膨張する=酸素が薄い ということですから、それで燃調が合うとしたら、全体的に燃料が薄過ぎるのかも知れないですね。
とりあえず、上記の仕様についてもう一度ご連絡下さい。
烏龍茶HIDE
さっそくのアドバイスありがとうございます。
ハイカムはIN/EX共に256度のものをポン付けで装着しています。
また、車両はNA8の後期型でS/Cは上流式のままとなっています。
お世話になっていますショップの方からは、
BスペのECUは外気温度で補正がきくようなものではないので、
気候やその日の気温に合わせて細かく制御をするのは難しい
というお話をいただいています。
また、ハイカムはポン付け状態のためオーバーラップ気味では…、
という指摘もいただいています。
ただ、私としては、ハイカムのバルタイを調整するととても費用がかかるという事を
聞いてるので、バルタイを細かく調整する勇気がありません。
また、そもそもS/C+ハイカムの相性が良くないという事も聞いているので、
ハイカムをはずしてノーマルのカムにするか、
ECUをフルコンで調整をしてみるか悩んでいます。
こんばんは。
ロードスターのジャクソンレーシングのスーパーチャージャーについて、おそらく日本で一番詳しいと思われるノプロの野上社長に聞いてみました。
彼は、元マツダスピードのメカニックですから、Bスペックに付いても良く知っておられます。
ノプロさんでも今まで、色々と試行錯誤されたそうですが、やはり上流式とハイカムとの相性は良くないみたいです。
というのも、元々イニシャルの回転数を低くめに設定してそれをISCVで回転補正するようになっているので、ISCVの作動遅れがどうしても有り、低速回転でのエンストなどが起こりやすい条件だそうです。
これにフライホイルを軽量化していたりすると更にエンストしやすくなります。
対策として考えられる方法は、
1.下流式に変更する
2.ハイカムからノーマルカムに変更する
のどちらかが良いとのアドバイスでした。
上流式のままで行くなら、金銭的に考えてもノーマルカムに戻すのが手っ取り早く良いのではないかと思われます。
下流式の方が低回転時の安定は良いですから、下流式にトライするのも一つの方法なのですが、NA8で下流式は、かなり吸気干渉音が大きく、それを受け入れられるかどうかが一番の問題点ですし、費用的にもブローオフバルブの追加などで多少掛かってしまいます。
フルコンとノーマルECUを比較すると、低回転時については、ノーマルECUの性能は非常に優秀で、ほとんどどんな状況でも安定した回転を得られるので、上流式スーパーチャージャーの場合はノーマルECUで基本制御を行い、過給領域に対してe-manageなどのサブコンで補正してやる方法が良いようです。
最もお勧めは、B-specのカムとECUをセットで売却してしまい、ノーマルカムとECUに変更し、浮いたお金でe-manageのセッティング費用に回すという方法かな。
とりあえず、野上社長の説明ではそんなところでした。
(^m^)b