カプジとルーコのブログ一覧

みなさん。お久しぶりです。


少し気持ちも落ち着いてきたので

ブログに書きたいと思います。



４月１６日（水）朝　6：00

いつも通りに起きてみると、カプジさんが起きてきません。
お部屋の明かりはついているけど目覚ましなりっぱなし。

あれ？と思いドアをあけると

布団の窓の間にはさまって

カプジさんが倒れていました・・・・・

目はあいてるけど、動けない様子・・・・

声もでない。失禁もしてる・・・

救急車！

救急車が来るまでの間。カプジさんを呼び続け
大丈夫だから！救急車くるから！絶対大丈夫よ。と

自分に言っているのかカプジさんに言っているのか・・・

その間にも保険証を探したり・・


救急隊の話しでは「てんかん」とか「けいれん」とかかな？
という感じでしたが

運ばれている間にカプジさんの意識はなくなりました。







救急病院についてからは　カプジさんの家族に電話。会社に電話。
自分の会社に電話。看護婦さんからの問診。

脳外科の先生の到着をまって・・・・



「くも膜下出血です」



その後いろいろと検査の結果とかＣＴの画像とかをみながら説明をうけました

「くも膜下出血は３人に２人はなくなった状態で運ばれてきます。まずは１人の生き残ったほうに
入っただけでもよかったと・・・あとはどの位回復するかは　運ばれてきた状態に戻るというのが
セオリーで歩いて来た人は歩いて帰れるようになります。が、意識がない状態で来た人は
その状態に。。後はその人の生命力によります。」

そんな説明だった・・・。


「今から手術をします。がそれは脳内にある動脈瘤が再破裂しないようにクリップでとめる
という手術で、今の状態が治るというものではありません。
再破裂してしまうともうダメなので。とにかく手術が成功することがまず第一です。」

「手術が成功しても、そのあとの２．３日は危険な状態がつづき、それを乗り越えても
あと２週間は合併症で脳梗塞や水頭症がおこり予断をゆるさない状態が続きます。
２週間たってそのあともどのくらい意識が戻り、どんな状態になるかはわかりません。」


そして、長い一日が始まります。

その日は手術が立て込んでいたため、手術開始が１５時くらいになると聞かされていました
その話を聞いたのはまだ午前中だったと思います。

カプジさんは手術が始まるまで安静に寝かされたままでした。

その間私たちはカプジさんの横でただ見守るしかなく・・・

１分がすごく長い・・・・

そして夕方４時ごろから手術が始まりました。



「神様どうか彼を連れて行かないで・・・・・・・」




そう願いながら。なかなかたたない時間を過ごしました。







手術が終わったのは夜中の２時でした。


長い長い一日でした。



「長い時間かかりましたが、手術は成功しました。これで再破裂の危険はなくなりました。
あとは彼の生命力にかけましょう」





がんばったね。カプジ君。カプジ君の頑張りで無事に手術は終わりました。
明日からまだ油断できませんが







でも、今。命があることに感謝します。






今は

手術の日から約３週間たちます。今日もこれから病院に行きます。

ブログを書くことで回復の日記になればとおもい

あの日からの日々を少しずつ書いていきたいと思います。










追記　　皆さんのコメントを呼んで涙がでてきます。今まで気を張っていたので泣くこともあまりなかったので・・・。ブログに書くことを少しためらっていたのですが、皆さんからのやさしさと励ましに感謝感謝。涙・涙です。