今回の旅は、これまで巡った日本の観光地で一番だったと思う。
運要素が極めて高い場所、有人島最南端の波照間島に上陸してきました!
何もない所だけど、初めて見るものばかりでワクワクしてて、波照間ブルーの海を気が済むまで眺めた、
天気も良くて忘れられない旅でした。
最南端にはどうしても行きたくて、勢いで3ヶ月以上前にツアー全体+フェリーのチケットも予約済。
と、やる気を見せていた。(誰に?)
波照間島行きの船は1日に3便運航(11~3月)、高速船で片道70分。
日帰りコースだと、石垣発8:00発の1便に乗り、波照間発16:20の3便で帰るのが多分一般的。
が、出発一週間前に衝撃的事実を知る。(遅すぎる)
ご存知の方もいるかと…石垣島〜波照間島のフェリーは、日本で2番目?くらいに過激な船旅と有名らしい(;´Д`)
(断トツ優勝は石垣島~与那国島。しかも片道4時間)
そういえば過去に(2月)黒島に行ったときは結構波が荒かった(^_^;)
小型船だったからそれなりに揺れた。
あんなのが続くのかな?と思っていたら
「黒島を過ぎた辺りから(周りに島やサンゴ礁が無い為、波の影響を受けまくる)の後半戦40分が、正念場」
という驚愕の事実を知ることに。
そもそも特に冬場は季節風の影響で欠航率が高いので、乗れない可能性も。
12月の欠航率は実に50%というデータも。
や、やってもうた…
と思いつつ、やっぱり最南端行きたい!運が試される時が来た!
それから毎日フェリー運営元の「安栄観光」のサイトを見て、波照間島行きの便の運行状況をチェック。
こういうのは確率の問題だけではないけど、やっぱり気になって…。
その日から私は、釣り人か?という位に沖縄方面の波予報もチェック。
「Windy」というアプリも毎日ずっと見ていた。
安栄観光にてメルマガ(というのか?)登録すれば、毎日任意の便の運航予定が朝7時までに送られてくると知り、前日から登録した。
何はともあれ酔い止め薬を買ってきた。
いろんな方のブログ等を見ると「アネロン」が最強らしいので、それにした。
こういう薬を飲むのは何年ぶりだろうか…
小学生の頃は、遠足に行く度に飲んでいたなあ。
石垣島へのフライトは約3.5時間。
直行便とは言え、自宅を出発してから石垣空港に着くまで長かった。
ホテルは石垣港の近くなので、空港から港への直行バス利用。
(「カリー観光」のバス利用。片道500円で現金払い)
石垣島は気温27度。皆さん半袖だった。
服はすごく悩んだけど、秋物の上にニットを着て更に厚手のカーディガン羽織って出かけた。
飛行機の中でニットとカーディガンは脱いで圧縮袋に入れた。
それでも長袖、スカート+タイツ着用で歩いていたので、暑かった。
ホテルに荷物を置いて、まず向かったのはご当地名物「ゲンキみるく」のカフェ、アイスを食べた♪
アイスは年中美味しいですね(*'▽')
その先の「さかい商店」でゲンキ坊やのグッズを購入。
これで(船の不安を消すために)テンションを上げよう!!
それでも悪あがき?また波情報をチェックし始める。
前日は波照間への船は往復ともに全て運航済。
当日の波は0.5m以下の予想。
どうか、このまま持ちこたえてくれ…と祈っていた。
当日は朝6:30起床。外は真っ暗だった。(東京とは日の出時刻が違うのね)
この日は船旅日和だったみたい。
いつも欠航の鳩間島、(西表島)上原も〇だった。
軽くご飯を食べて、酔い止めを飲んで出かける。
船は8時に出航、気合を入れて7:20くらいに港に着き(乗船は15分前~)ターミナルのベンチに座って待っていた。
7:40くらいに乗り場(一番端っこ)に行ってみたらほかに数名しか居ない。
あれ、意外と観光客少ない?
ちょっと待っていたら「今日は乗り場が変わった」とのこと…(;'∀')
すぐに移動。
船は「ぱいじま」に変更したらしい。
何が違うかというと、「ぱいじま2」よりちょっと小さい。
これです
ちなみに「ぱいじま2」がコレ
これがチケット
船に乗りこみ、酔いにくい(と言われている)後方に座った。
それにしても船員に欧米の方がいてちょっとびっくりした。(日本語堪能だった)
運転するのはベテランぽい日本人男性だった。
出航の時のドキドキは忘れられない。(いろんな意味で)
あれだけ不安で仕方なかったのに、酔い止め飲んでスタンバイしたのに、船は驚くほど揺れなかった。ヽ(^。^)ノ
ほんとにこれが、あの波照間行きの船か!?
と、過去にエライ目にあった方は思ったに違いない。
それでも乗船中の「シートベルト着用の見回り」は、往復ともに、あった。
(過去にシートベルト未装着状態で、船が揺れたときに天井に投げ出されて腰の骨を折った高齢者が居たらしい…)
乗船中にエチケット袋を配布する気配はまるでなし。
周りの皆さんは寝ていた。それくらい穏やかな船内だったのですよ。
帰りの飛行機のほうがよっぽど揺れていた(;^_^A
それにしても、西表島ってかなり大きいんですね。
運行中、常に外に見えていた。
島が見えるのって、すごく安心する…。
黒島付近
後半戦ど真ん中
問題の「後半戦40分」もあっさり過ぎて、波照間港が見えた。
こんなにもあっさり着いてしまうなんて。
とりあえず、着いたらすぐに自転車を借りよう。
(予約してない)
船を降りた時は、確かに達成感は、あった。
つづく
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Posted at
2023/12/19 21:00:31