先日のブログで予告した“夢のクルマ”に試乗してきました!
本日は平日休みで、4月にオープンした
「グランフロント大阪」へ行ってきました。行きたいなぁと思っていたものの、やはり土日は混むだろうということで避けていたのですが、平日こそチャンス!と思いつき、行ってきました。
ちょうど高速道路をのんびり走って2時間もあれば到着します。
ショッピングやレストランはもちろんのこと、様々な企業がショールームみたいなのをオープンしており、そのうちのひとつに「メルセデス・ベンツコネクション」があります。
東京六本木にありますが、大阪が第2弾です。
はい、
4月も
5月も六本木にある「メルセデス・ベンツコネクション」に行って、まさかの3カ月連続「メルセデス・ベンツコネクション」です。
とりあえずはこれも目的の中心として行ってきたわけなのですが…。
先日、ある自動車メーカーからメールが届き、試乗案内が来ました。
これまで東京しかなかった販売拠点を、新たに大阪にもオープンしたという内容でした。
なんといいタイミングでオープンしたのだと感激し、さっそく試乗予約を入れて、今日乗ってきました。
それがこのクルマです。

テスラ モデルS 85kWh PERFORMANCE
4月に東京へ行ったときにも見てきた「テスラ モデルS」です。
4月のブログを見て頂いてもわかるよう、ライセンスプレートの番号が同じです。同じクルマを2カ月ぶりに見てきました。(※ちなみに日本にこれとシルバーの2台しかないため、自動車雑誌やネット、テレビで使われた広報車もすべてこのクルマしか見てません。たとえば、
Web CGに掲載のこれも、同じクルマ。今は東京にシルバーがあるらしいです。)
ちなみに4月の時も、試乗は予約制と言われ乗れず、悔しい思いをしたのですが今回はその夢を果たせました。
すべてが新しく、前も申しあげたとおり、PCがクルマになったようなクルマです。
まず、ドアハンドルは閉じており、スマートキーでドアに触れるとドアノブが出て、電磁で開きます。

※写真は前回のものを流用しています。
スイッチなどの操作類はメルセデスと同じサプライヤーなのか、メルセデスと全く同じです。
電源のONやOFFなどはなく、Dレンジにセレクトしてスタートすれば走り始めます。
試乗車は左ハンドルで、全幅が1900mmを超えるものですから、日本で乗りやすいかというとそれは嘘になります。

当たり前なのですが、走り始めて一番聞こえる音はエアコンの音。
実に静かに、走っていきます。

走り始めて驚いたのは設立されて10年足らずのメーカーの自動車か!と思うほど、実に完成度が高いというところです。
乗り味は硬すぎない、柔らかすぎない、路面の凹凸もうまく超えていく味付けです。
幸い、雨が止んだので大きなスライディングルーフを開けてみることにします。

操作はこのiPadのでかい版です。
ここにはバックモニターやGoogleマップを用いたナビゲーション、インターネット、燃費グラフ、サスペンションの車高調整など、とにかくいろんな変更ができます。
タッチパネルですから、直感で出来なにも迷うことはありません。

スライディングルーフを全開にすれば、オープンカーに非常に近い開放感を味わうことができますし、後席もガラスなため開放感があり、気持ちがイイです。
大阪の市街地を走ったため、さほど思い切ったことはできませんでしたが、しかしアクセルをちょっと強く踏んだだけで発生するその加速感はまさに異次元のものです。それも無音であの勢いの加速感は恐るべきものです。
先ほどのでかいiPadにはGoogleマップを利用した、チャデモ方式が使える充電施設などを表示することもでき、至れり尽くせりでした。
走行中でもこのようなバックモニターが表示できます。
メーター内にも非常に多くの表示が変えられ、とにかく面白いです。

デザインはとにかくエレガントですが、実用性も高く、リヤは大きく開くハッチバックです。ちょうど、ポルシェパナメーラに似た印象です。
そして、フロントのボンネットにも大きなカーゴスペースがあります。

日産リーフに乗った時も、確かになかなかの感激をしましたが、このテスラはそれ以外の操作系も正に新しく、感激度は段違いです。
右ハンドルは来年に発売されるようですので、日本で乗るにはやはり右ハンドル仕様がイイだろうと思います。
しかし、冒頭にも言ったようにたった10年足らずでこのような出来の自動車が作れるテスラはすごい技術力の企業だという風に感じました。
次に乗ったのはこれ。

メルセデス・ベンツ E350ブルーエフィシェンシー カブリオレ
発売当初から、「うわぁ~いぃなぁ。宝くじでも当たったら乗るクルマだなぁ。」と思いつつ、まぁディーラーにも展示車も試乗車もない、あぁ触れる時はないなと思っていたクルマに、今日乗れました!
赤のボディに赤の幌というこれまた、実にオシャレな組み合わせでした。

ビッグマイナーチェンジをしたEクラスも乗りたかったのですが、まぁめったに乗れないほうを優先しようということで、こっちに乗ってきました。
今日は大雨で、残念ながら最大の特徴のオープンということを試せなかったのが非常に残念だったのですが、幸いに地下駐車場の中だけはオープンにしてみることができました。
このクルマが残念なのは左ハンドルの設定しかないということ。しかし、全幅は1800mm以下に収まっており、まぁ最悪何とかなるかなというものでした。

操作類はもういたってメルセデスで、何も迷うことはありません。
普通にどのメルセデスを扱うのと同じように、操作すればいいです。
エンジンは3.5LのV6エンジンに7速ATが組みわされており、実に滑らかな回転と走り味を提供してくれます。アイドリングストップ機構も搭載されており、まめにエンジンがストールしますし、再始動は分かりますがそれも滑らかに再始動するほうだと思います。

もちろん、外は大雨でクローズドで走行していたわけですが、もうこれはセダンに乗っているのと全く同じです。路面の段差をこえてぶるつくだとか、音が聞こえるだとかそういうことはありません。
乗り味も正にメルセデス。
たった一つ違うのは、雨が屋根に当たる音でしょうか。私は普段から幌に乗っていますので、慣れていますが「鉄板に当たる甲高い音」ではなく、「傘に当たるような柔らかい音」がこれまた幌のいいところです。
文句の付けどころがありません。
たった一ついうならば、幌を使っているせいで、どうしても後方視界がセダンよりも狭まることですが、そんな指摘は野暮かもしれません。
後席空間は左右方向にはやはり若干狭さも感じますが、前後方向は文句なしでした。

やはり、夢に見たクルマ…。いいクルマでした。
さて、そんななかグランフロント大阪の駐車場にはこのメルセデス・ベンツコネクションで乗れる試乗車がいろいろおいてあったのですが…。
今日見た、「GL63AMG」。
5月に東京で見た「GL63AMG」。

はい、ナンバー同じですね。まさかの1カ月ぶりの再会でした(笑)
と、まぁ夢見てた2台にいっきに乗れた、幸せな1日でした♪
それにしても、今年の試乗台数が半端ないです…。もう昨年の試乗台数を半年で突破しそうな勢いです。