
ブログ更新が遅れていますが、先月はGTの3度目の車検でした。
他のクルマの車検は自分でユーザー車検で通すのですが、アルファだけは購入店の対応がとても気に入っているので購入店へ依頼。
代車はいつもはチンクを借りるのですが、今回は「プント エヴォ」をリクエスト。
何故プントなのかと言うと、FIATのオフシャルページのラインアップからいつの間にかプントが消えていましたので、これは今のうちに乗っておかなくてはと言う次第。
(
プントのページはまだ残っていますが、
フィアットのラインアップからはリンクしていない、、、)
クルマに興味の無い方からは古いフィットにも見えるらしいエクステリア
私は、一つ前のジウジアーロデザインのグランデプントのフロントマスクの方がアルファGTに通じるものを感じて好み。
インテリアはイタ車らしからぬ、良く言えば落ち着いた飽きのこないデザイン。このクラスでテレスコハンドルなのは長距離走行での疲労低減に大きなメリット。
1,140kgの車重にSOHCで77psのエンジン、少し不安になるスペックですがイタ車らしく2ペダルMTを駆使すれば十分流れをリードできる。
また、最近のクルマでは珍しい上から覗くと地面が良く見えるスカスカのエンジンルーム(これは好みです)
そんなプントを日帰り散歩に連れ出した。
今回の散歩のテーマは富士山と廃線跡に温泉で夕日
少しゆっくり目に自宅を出て、プントの高速走行と車窓の富士山の眺めを楽しみながら、峠道を一気に駆け登り河口湖近くの太宰治の富嶽百景の舞台となった
天下茶屋へ
茶屋の二階から眺める富嶽
茶屋では店主お勧めの天然ナメコのほうとうで遅目の昼食

ナメコってこんなに大きかったかと思う程の大きさですが、ほのかに土の香りを感じる一度は食べておきたい鍋です。
峠道を山梨側へと降り、中央本線の甲斐大和~勝沼ぶどう郷間の廃トンネル
「大日影トンネル遊歩道」へ
大日影隧道は全長1,400mのトンネルで現在は遊歩道として整備されている。
蒸気機関車のススが堆積したフランス積みのレンガのトンネルを歩いていると、満足な掘削機械の無かった当時の職人達の偉業を直に感じる。
トンネルを抜けるとそこは勝沼
勝沼ぶどうの丘にある温泉
「天空の湯」で夕方から夜になる瞬間を露天風呂からユッタリ眺める。
天空の湯は午後10時まで営業しているので、ここで湯ったりノンビリして行けば、帰り渋滞を時差で回避して帰ることが出来るのです。
こうして、10日程プントな生活をしていました。
プントは、小型のイタリア車らしくシフトを繰り返して元気に走っても、ゆったりと走っても、どんな場面でもしっかり優しく受け止めてくれる小型車らしからぬ熟成されたフラットな乗り心地の足廻と。
一般的には受けの良くないシングルクラッチ2ペダルMTのデュアロジックですが、アクセルコントロール次第でスムーズな変速が可能で、人が変速ショックをコントロールすることが出来ることと、変速する瞬間の間が自分で変速したと感じることが出来るところが好み。
これで、あと少し色気があっったら、人気のチンクとは別の層に、もう少しはモテタのだろうか?
今回のプント(ポイント)
勝沼土産の一升瓶ワインは、湯呑みで呑むのが一番美味い!
Posted at 2013/12/13 00:13:41 | |
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