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2015年05月30日 イイね!

ポンペーイ

ポンペーイナポリでの週末、前から興味があったポンペーイ遺跡に行ってきました。
ホンペーイへはナポリセントラル駅の地下ホームからソレント行きのヴェスヴィオ周遊鉄道に乗ります。
ナローゲージの小さな車内では、アコーディオンを持った父と少女の親子連れが南米の曲を演奏して車内を回ります。
カラオケの音量が大きすぎて迷惑でしたので、チップをあげるつもりはありませんでしたが、途中駅で降り損ねた老人夫婦を降ろすため、演奏をしていた父親が閉まりかけたドアを必死に開けていた姿を観て、少女が差し出す帽子に1ユーロコインを入れていました。
激しい横揺れに揺られて40分ほどでポンペーイ遺跡の最寄駅であるヴィッラ・デイ・ミステリ駅に到着。


ポンペーイは皆さんご存知のとおり、2000年近く前にヴェスヴィオ火山の噴火による噴石や火災流により、2万人の人口の都市全部が火山灰に埋もれ、18世紀に発掘されるまで人々の記憶からも消えていたローマ時代の都市です。

門の向こうに見えるのがヴェスヴィオ火山


メインストリートの一つ
車道の両側に歩道はあり、歩行者は飛び石の横断歩道を渡っていたそうです。

路面には車輪ですり減った跡が残っています


仕事が終わったら、浴場で汗を流し

キリスト教が普及するまでは、日本の銭湯と同じ皆で湯船に浸かるスタイル

抜いた服を置いておく棚もあります

風呂上がりには居酒屋のカウンターでワイン

2人が運んでいるのがワインの壺
下は居酒屋のカウンター

酔った勢いで行く店は、、、

石のベッドと壁画

こちらも暑く、犬も日陰でグッタリ

当時のタイル絵が鮮明に残っています。

こうした人々の暮らしが、ある日突然

ご存知の方も多い、埋まった土砂の上から石膏を流すと現れるそうです。
左手の人は口を手で塞いでいる様に見えます、右下の犬はとても苦しそう。

夕方にはローマに戻る必要があり、半日では発掘箇所全ては回れませんでした。

2000年前の街並みや人々の暮らしの様子が、噴火により埋まった事で保存され、現代の我々が見る事が出来るのですが、発掘した時点で風化が急速に進んでいる事は、何とも皮肉な事です。
Posted at 2015/05/31 01:34:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2015年05月08日 イイね!

フェラーリ新幹線 イタロで行ったろ

フェラーリ新幹線 イタロで行ったろローマからナポリへの移動にイタロを利用しました。
フェラーリ新幹線の別名通り真赤な車体で300km/hで走り、ローマとナポリ間を1時間程で結んでいます。


宿泊先からの最寄駅はローマの玄関口であるテルミニ駅ですが、テルミニ駅は盲腸線の行き止まり駅なのでイタロを始めとするイタリアを縦断する高速鉄道の停車本数が少なく、希望時間のイタロは少し離れたティブルティーナ駅から乗る事になります。

テルミニ駅にて、左からイタリア国鉄トレニタニアの
フレッチャアルジェント 銀の矢 ETR600(営業速度250km/h)
フレッチャロッサ 赤い矢 ETR500(営業速度300km/h)

テルミニ駅の薄暗く臭い地下ホームから、落書きだらけで汚いメトロで移動。

地上との違いがローマの表裏を象徴しているメトロ。

スリに注意しながら数駅でティブルティーナ駅へ到着。


フェラーリレッドのイタロが入線

左手はミラノに向かう車両

乗った車両はプリマ(ビジネスクラス)で、2人掛けと1人掛けの横3人
上のクラスはクラブでコンパートメント
下はスマートで新幹線のグリーン車と同じ横4人

インテリアはジウジアーロ

正面ドア上の速度表示は300km/hを示しています、将来は360km/hを予定しているとの事

このクラスではウエルカムドリンクとスナック付いて来ます。

スナックは断りました。

頭の中は「世界の車窓から」のテーマソングが流れて

テーマソングが何回か回っている間にナポリに到着
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フェラーリ新幹線の名の通り、イタロの経営はフィアット会長などの出資によりトレニタニア(イタリア国鉄)の路線を用いて高速鉄道を走らせている第二電電(例えが古!)の様な会社で、合理化の特徴を見る事が出来ます。

乗車券は普通にネット、自販機、窓口で購入出来ます。

自販機は混んでいます

窓口で購入してみます。
実は、テルミニ駅を通るたびにイタロ販売窓口の前を通っていたのですが、窓口の美人度の確率が高い。
ネットや自販機で購入しては勿体無いでしょ?

駅構内に簡易だけどセンスの良いプレハブ建物がイタロ窓口
中はテーブルに普通のノートパソコン2台と家庭用プリンター1台にパンフレット程度しかありません。
それに受付が2人。

ボンジョルノとにこやかな挨拶の後、予約に必要な事項を告げると、パソコンで確認して状況を伝えてくれます。
念のため画面を見せてもらうと我々がネット予約する画面と同じ? (詳細は異なるのかもしれませんが)
確認してカード支払い手続きをして、発券はと言うと家庭用プリンターで出力。
それも、プリンター用のUSB無線LANが一つしか無いので、発券の都度隣りのパソコンからの抜き差し。
「合理的でスマートな方法だね」と声を掛けると、ウインクで返してくれました。
ここで、現金レジが無いことに気がつき、支払いが現金の場合どうするのか訪ねたところ、自販機まで連れて行き操作を代行して、支払いは自分でしてもらうとの事。事務所や店舗で現金を扱わない事はとても合理的な事です。

また、駅に改札が無いので必ず車内検札が来ますが、ここでは車掌さんがスマホで番号確認。
そう、専用機にコストをかける時代ではありません。

これで、同じ路線のイタリア国鉄トレニタニアの高速鉄道より格安なのですから、ローマへの帰りも当然イタロでしょう。
帰りも当然美人さんの窓口購入でね!

Posted at 2015/05/09 01:29:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2015年05月05日 イイね!

普段使いのクルマ達

普段使いのクルマ達ローマ市内移動中の楽しみは街の風景ですが、その街並みに居るクルマ達が気になりますよね。
今回は普段使いのクルマ達の様子です。

先ずは、イタリアの国民車FIAT500
冒頭の写真の通り、市内のどの風景でも絵になります。
では、オールドチンクはと言うと、あまり見かけなくなりました。たまに見かける個体はレストア済みの綺麗な個体で普段使いしているのは少ないと思われます。

個人的に目が行くのはアルファ
ジュリエッタはタクシーにも多く採用されて居るので目立ちませんが、
綺麗に使われている車体を見ると、やはり街の風景に溶け込みます。

ローマの玄関口テルミニ駅にて

なかなか渋い感じの166

チンクチエント広場にて

(写真は歩ながらポケットからさっと取り出したiPhoneでの撮影ですので、ピントや構図などズレているものもありますがご勘弁を。観光地以外の場所でジックリ撮影していると危険なのです)

ワインレッドのGTV

イタリアンレッドで無いのがポイントかな、
最も注目しているアルファGTは残念ながら市内ではまだ見かけません。

イタリアンレッドと言えばFですが、まだ一度しか見かけていません。
市内中心部の駐車事情から考えれば当然と言えば当然

テベレ川に近い大通にて

その市内中心部の駐車事情は皆さんご存知の通り、
もし私が運転するとなると、道路に対して横方向に停められるスマートで無いと駐車出来ないかも。

右側の新型スマートの左右空間は30cm程、どうやって乗るのか?

いや候補は4台ありました
2台目はダイハツミラ

大発さんが撤退した今、鈴木さんツインを欧州で復活させましょう!

3台目は、ルノーのタンデム2人乗りEV
日本では日産ブランドですね

私は乗用車タイプのEVに対しては否定的な意見をもっていますが、コミューターEVは歓迎です。
しかし欧州は寒いので、窓やちゃんとしたドアが無いには辛いだろう。
と思っていたら、窓の付いたタイプがありました。
日本の規制緩和もまだまだ?

充電スタンドにて、ルノー日産のEV3兄弟
ナンバープレートがEVから始まっていました。

EVは警察車両でも使われています。
観光地での警備用のシトロエンEV 日本ではアイミーブ

バチカン市国 サンピエトロ寺院前にて

EVに話がそれましたが、ローマ市内で使いたいクルマのあと1台は
シトロエンのカクタス

バンパーや側面のプニュプニュが頼りになります。
多少狭くても、プニュプニュで前後のクルマを押し退けて停められ、車体見切りや石畳みの乗り心地も良さそうで、市内だけでなく郊外のアウトストラーダもそこそこ走れそうです。

先程充電スタンドがありましたが、内燃機関車両の給油は?
道端に可愛いスタンドがあります。

しかし、給油をしているのを見た事がありません。
皆さん郊外の安いスタンドで給油でしょうか。

また、こうした路地ではこちらも健在(と思う)


最後に、こちらでもロードスターは見掛けます。
今がオープンには一番最適な季節かな

ボンネット塗装の痛み具合から、普段使いしている様子が伺えます。
Posted at 2015/05/06 03:37:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 気になるクルマ | 旅行/地域
2015年05月03日 イイね!

街歩きでの出会い

街歩きでの出会いローマは街中が博物館の様なものなので、どこを歩いても絵になる風景に出会えますが、週末となると別の光景にも出会えます。
古代ローマ時代の遺跡群のあるフォロロマーノ近くで、地元のクルマ愛好家の集まりに偶然遭遇しました。
彼らは広場に集結後、事務局の方の誘導で遺跡方向へと駆け上がって行きました。

先ずは、前回ブログのアリタリア繋がりでストラトス




ランチア・アウレリア B24コンバーチブル
ロマンスグレーがまたお似合いです


アルファロメオ ジュリア 1300ti のパトカー仕様




アルファのアルファッタ


FIAT 124のスポルトクーペ かな?


これは、初めてモノコックボディーと前輪駆動を採用したシトロエンのTraction avaant? 違っていたら教えて下さい。


パトカー仕様のおじさん達は、パトカーのサイレン鳴らしながら一般道走ります。皆さんおおらかです。


何とも、偶然な素敵な出会いでした。
Posted at 2015/05/04 00:56:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | 気になるクルマ | クルマ
2015年04月30日 イイね!

ボナセーラ

ボナセーラ久しぶりのブログupとなりました。
先週初めよりイタリアはローマに来ており、もう暫く居る予定です。
生活のリズムも少し落ち着いて来ましたので、こちらでの様子などを紹介していければと思います。

先ずは日本からの移動はアリタリア。
私は欧州への移動はヘルシンキ経由の便で、北欧でひと休みしてから行くのが好みなのですが、今回は移動日の夜に人と会う事になり、唯一の直行便であるアリタリアとなりました。

あまり評判の良くないアリタリアですが、早速座席のモニタが映らない。
私は長距離便ではクスリを飲んで寝てしまうので、初めは気にしていませんでしたが、トイレに行った際に「深夜食堂」を観ている人が居ます。


深夜食堂
http://www.meshiya-movie.com
これ、好きなんです。

観られないと思うと観たくなるのが心情。
CAに確認したところ、しばらくして、
「私の席の付近一群のモニタの調子が悪いので、システムをリセットするので20分ほどリモコンをいじらずに待て」とのアナウンス。
あれ?皆さん文句も言わずにガマンしてたのか?、アリタリアだからと慣れているのか?
ほどなくしてシステム回復。

「深夜食堂」の英文タイトルは「Night Dinner」
なんか違うよね〜

食事も散々言われていますが、日本からの便でイタリアンを選択すれば、言われている程悪くはありません。
良くもありませんが、、、
席は平民席ですので食事も平民食


アリタリアで気に入っているのがドリンクバー
バーと言える程の物ではありませんが、、、


CAの負担低減の一環なのでしょうが、自分の好きな時にドリンクを取りに行けるのは気楽です。
また、ドリンクバーは機体最後部にあり少し歩きますので、平民症候群の予防にもなります。
なので、私は長距離便では通路側の席が必須です。

13時過ぎに成田を飛び立ち、13時間弱の飛行時間でその日の19時にローマ ダビンチ空港に到着。
今回は主催者がクルマと運転手を手配してくれています。

案内されて乗ったクルマはMBのE350
てっきりパンダかプントかな、ムルティブラのタクシーだったらた楽しいな。
と思っていたので、小さなサプライズ。

先行車はジュリエッタ

ローマ市街へのアウトストラーダを先行車をデーゼル車の力強い加速でパスしながら快調に走り、イタリアでの波乱な1日が始まりました。
Posted at 2015/05/01 01:09:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 旅行/地域

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