『広場トレやシミュトレはコーチも育てるプログラム』
いつもそう思います。
私もそうでした、今現在も・・・
昨日は日中広場トレ、夜はシミュトレという1日だったので、自分のインストラクターとしての切り口のバラエティや手法を色々と再確認しました。
シミュトレはワンスマはRFCを中心に独自にリアルに非常に近くセットアップした997GT3RSを使ってトレーニングをやっているのですが、要望に応じて〇〇の車両で△△のサーキット、という内容でも対応できます。
日程も一般公募で募集しているプログラムとは別に個別に内容&日程&会場のアレンジも可能。
昨日も991ターボでFSWを、Audi TTでSUGOを・・・という内容でした。
3画面の情報過多になり易い状況から必要な情報だけを取り入れる感覚と
1画面だけの情報不足になり易い状況からより多くの情報を取り入れる感覚。
同じマシン、同じコースでも”見える”の環境を変えると自分のDrivingが変わるというものシミュトレで確認できる。。。
例えばFSWなら私は良く、プリウス&最終コーナーの迷いを消すために広場トレで活用しているパイロンをこういうイメージで置くと良い、とか、CPとAPの関係やブレーキの掛け方には大きく分けて3通りあるので、それを各サーキットの各コーナーに当てはめれば大体走り方を決めていける・・・等のお話をさせてもらっています。
画像のように・・・
FSW1コーナーをちょっと頑張りすぎて行き過ぎてしまった場合にも実はプリウス&最終のヒントになるような事が起きている!
A の地点で減速が終了し、本来のCPを取って A' に向かって加速をしたいのだければ、オーバーラン気味で B の地点で減速がやっと終了した感じになったとすると・・・
ここで”CPに付けなかったから失敗~!”と言う気持ちでこのLAPを捨ててしまうだけで終わらせるのではなく、このオーバーランしてしまった感じで B 地点に来てしまった時にコースが 点線 のような奥が回り込んでいるような形状だったら、丁度 B' 地点に加速をし易い状況となるよね!
これってプリウスや最終コーナーの形になってないか?
と、言う事は自分が苦手なこれらのコーナーはこの時は失敗していしまって B 地点に来てしまったけど、この感覚でCPとAPの関係を作れれば行けるのではないか?
そんな思考回路が芽生えれば、この失敗は凄く生きると思いませんか??
こうして失敗から何かを学ぶ、何かヒントを得る事って意外とサーキット走行は多いので、沢山安全に失敗が出来る環境でトレーニングをする事って、そこで初めて有意義だと言える。
そういう意識を芽生えさす為の広場トレでありシミュレータートレなんだと私は常に考えております。
ドライビングを掘り下げる楽しさ、上手に走れた感動を体感したい方は是非ワンスマの各種プログラムを覗いてみてください。。。という着地点でした(爆)
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Posted at
2015/01/25 15:30:32