答えはある一面ではYES
でもある一面ではNOです。
深夜です。しかし興味深い記事を拝見しましたので
紹介したいと思います!
→
こちら
私も、日頃色々な方の色々なクルマを、色々なサーキットで走らせておりますから
クルマの挙動に対するセンサー
自分の運転に対するセンサー
皆さんの運転傾向に対するセンサー
きっと10年前のF3に出ていた頃より車をカートのように扱えていると思います。
引き出しも増えているでしょう。
メーカー系の若手育成ドライバーは私が今経験している位の頻度
それは年間にして150日~200日程度 チューニングロードカーだけでなく
専らレーシングカーに乗りますから20歳そこそこで32歳の私の経験値以上の引き出しが
出来るから若くして老練な走りが出来るのです。
本題ですが
当然、FSWを3分フラットで走るポルシェが居るとして、その時のクルマへの疲労度と
2分フラットで走る時の疲労度を考えれば3分の方が”車に優しい”といえるでしょう。
ただ、これが2分3秒で走るオーナー様と1分58秒で走るプロだとどうでしょうか?
きっと車載映像をごらん頂ければ答えは明白です(笑)
でも私だって年間に1~2回はスピンしたりコースアウトする時だってあります(笑)
クルマを綺麗にコントロールする
クルマと対話しながら速く走る
プロが運転する姿などなど
まだまだ知られていない事が多く
速く走る=乱暴な操作、綱渡りの操作、クルマの消耗度が激しい・・・
そんなイメージがあるのでしょう。
ワンデイスマイルに参加頂いた今までの皆さんは車載映像を後日見ていただければ
それがYESなのか?NOなのか? 明白でしょうし
当然、ダラダラと意味無く走ってブレーキなどが消耗してしまってはオーナーさんが走る時に
いい状態で走れませんから2~3LAPでサクッと終了してバトンタッチが基本です。
如何に最小限の疲労度で最小限のリスクの中、最小限の時間で
最大限のクルマのパフォーマンスチェックを行っているか?
クルマも大事だけど人と環境の整備・・・忘れてませんか?
まずは知ること、意識すること、上手に練習すること、
それが上手に運転する事に繋がり結果的に速くなれば殊更OKですよね~
これがワンスマスタイルです!
クルマと対話が出来るだけでもダメです。
人間との対話が出来なければ判り易く、楽しさを伝えることは出来ません。
皆さんプロを目指しているわけじゃありませんから・・・
クルマを通じて自分にあった共感できる楽しみ方を見つけたい!ですよね~
ガ~ッ!と言ってガツンと踏んでジワーっと切った時にフワー~ッと来たらポンと踏んで~
ではね・・・(笑)
プロは速さだけでなく(速さはあって当然・・・それだけ経験値がありますから)
そんな瞬間的な評価は二の次だし速さは競うのはレースの時だけでOKです。
これからのモータースポーツは
アマチュアの皆さんが長い間楽しく車を使って、しかも安全なモータースポーツライフが送れる
ガイド役として機能できる人間のみが生き残れるのだと思います。
だから・・・車との対話や状況判断、ニーズに対してのさじ加減や適応こそ、
レーシングドライバーの資質が問われる・・・です。
誤解が多いのはやはり僕らの努力不足なのかもしれません・・・。
どうですか?過去参加者の皆さん??(笑)
ワンデイスマイルはそんな上質な時間を皆さんに提供し共有できるよう
これからも全てを改善し続け常にその時の100%のレッスンをお見せできるよう頑張ります!
明日はFSWで取材。
30日FSW高速ジムカーナは無線のメンテもやりました(笑)
S耐も間近!スーッ!と行って、ガ~ッ!っと走ってバシッ!と結果を出せるよう頑張りましょう!
→ だから擬音語では伝わらないって・・・
画像は本日筑波の帰り、ちょっと寄り道してORANGEが並びました・・・
Posted at 2009/07/29 02:33:11 | |
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