茂木のJOY耐公式練習に来ております。
ピットNo.18のトレノレビンです。
応援宜しくお願いいたします。
さて、最近良く来ている茂木ですが
茂木といえばブレーキが厳しい事で有名です。
今日の練習でのベストは2分22秒6、前回の練習会の25秒2を既に上回っていて
以前のJOY耐でトレノ君が記録した予選タイムに肉薄(中古タイヤで・・・)
気温が涼しいというコンディションもありますが
前回問題になっていたブレーキのフィーリングとオーバーステア対策を
してきてもらった事が大きいですね。
何をしたか??
まずオーバーステア対策はFFの場合、適度にオーバーステアを有効活用する瞬間があるので
全く無くしてしまうのではなく、オーバーステアの出るスピードと量をコントロールしてあげるイメージ。
リアホイールの幅を少し広いのに変えました。(これだけで結構違うのです)
ブレーキに関しては効き重視で、ペダルを踏んだ瞬間のバイトの立ち上がりが急すぎて
FFのフロントロックという怖い状況になり易かった前回から、ペダルの材質(磨材)を変える事で
踏み込みに対してマイルドさを重視しました。これで絶対的な踏力を逆に上げ易くする事と
ブレーキリリース時も引っかかりがあった以前から、ローターの”離れ”を良くする事で
減速→ターンイン→CPまでのコントロール=車の姿勢作りのし易さを求めました。
リアドライブの車両はエンブレの利かせ方が上記のコーナー入口部分ではとっても大事です。
そしてFFの場合は、プラスしてブレーキのコントロール性が非常に大事!
しかしっ!!!
これで良くなったからと言ってブレーキで突っ込みすぎたり、コーナーリング速度を速めてしまうと
効果が半減ドコロか逆効果になる場合もあるから注意です。
これらで得られた”ターンインのし易さ”をCP付近での向きの変わり度を上げる方向に使う!
これがその後の立ち上がりのアクセルの踏み出すタイミングを早めたり、
全開に出来るポイントを手前に出来たり、ハンドルを戻す量を増やせる事に繋がる。
で、結果的にその後のストレートでタイムを稼ぐ事に繋がる事を忘れないでください。
FFだから、FRだから、RRだから・・・で運転が変わる部分は全体の操作から言うと
最後の3~5%位と微々たるモノですが、ホイールの幅やパッドの材質を変えるだけで
こうして2秒6も変わってしまう時もあるのですから無碍には出来ないですよね~!
ブレーキが良くなると減速区間でタイムが上げられるか?
いやいやそれだけでなく、それが功を奏して立ち上がりでタイムを稼ぐようになったからですよ!
そんな話でした。。。
さて、画像でFFの理想的なラインは赤、黒、緑、青のどれでしょう?(モチーフ;茂木のT5)
Posted at 2010/07/09 14:08:11 | |
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