15歳の時、父親を説得して
四街道の新東京サーキットで開催してた
レーシングカート試乗会に参加。
その時にヘルメット越しに見た
新東京サーキット(旧)の景色は
野球ばかりをしていた中学生の私には刺激的でした。
その後自分の足でショップを巡って高校受験合格の代わりにレーシングカートをスタート。
学業そっちのけでバイトに明け暮れ、進学校360名同学年の中で唯一進学希望ではない自分(笑)
卒業後、カートショップでもバイトを始めて人一倍走ったカート時代、
借金まみれになって始めたフォーミュラーレース、挫折や失敗ばかりで不安なまま24歳で結婚。
自分の魅力や持ち味が少しづつ解り、自分を受け入れて向かい合えるようになった30代、
周りの雑音が良い意味で気にならなくなり、家族が増えてモチベーションが上がり、
良い仕事やパートナーに恵まれるようになると自然とレースも結果が付いてくる
よし、借金もどんどん返せてきた!(笑)
1流のプロだけがプロじゃなく、自分は”1流の2流”を確立しよう!そう思うと楽になった。
そんな20年のレース生活はあとどれ位プロとして続けられるか解らない。
でも”いつまでも澤圭太らしさが輝いていて欲しいな”という想いはどんどん強くなっていく。
澤圭太がレースをしてないとどうなるだろう?少し考え始めた最近。。。
今まで自分を支えてきた気持ちは・・・
”継続” ”腹を括る” ”人一倍考えて工夫する” ”常に微調整してその時のベストを尽くす”
そして何より”常に実力を磨いて自分の置かれた環境を感謝しつつ楽しむ”ことです。
毎年シーズン終盤を迎え、マカオGPが近づくと自分の足跡を振り返ってみたくなります。
そして1997年の現役カート時代から始まった専門誌【ジャパンカート】のコラム
これを毎月編集部の担当者の方に締め切りを迫られながら(笑)入稿すると想いを再認識します。
今、原稿入稿し、その勢いのままブログを書いてます(笑)
15年間×1年12回 = 180個の想いや自分の経験がこのコラムには詰まってます。
特に最近は14歳の子のフォーミュラーデビューに向けての協力をさせて頂いていて
自分の時の事を思い出す事が多く、時間を掛けてリスクを背負って築いた自分の経験を
これからは必要としている方々へ還元し、形にしていく時期に差し掛かってきたと思います。
ここでも”新しい仕掛け”始まるよ!!(意味深)
Posted at 2012/10/18 11:57:57 | |
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