昨日は福岡から帰ってきて代々木八幡にて3時間のマンツーマンシミュトレでした。
コースを覚える、リアルで走らなくても練習になる のレベルでは実はゲームの延長線上でありシミュレーターの効果を十分使えているとは言えません。
リアルではリスクや環境的にやれない事(やり辛い事)が出来て、何が起きるかを知れる。これを実際の走りに活かすという部分が本当の効果と言えます。
例えば・・・
片手で走るとどうなるか?(押すだけ、引くだけ) → 自分の体の使い方の特性が分かる
デバイスのON OFFや強度を変えても対応できるか?
スピード調整能力とライントレース能力のバランスチェック → 私が足操作でスピコンすると上手に走れたりする
モニター1個と3個で変わるか?(目からの情報の処理能力) → 片目で走れるか?
ミュートで走れるか?シート固定と動きで変わるか? → 情報を減らして難しくする事で想像力育成
逆走してみて走り方のイメージ構築が早く出来るか?
シフト操作があるなしでどう違うか?(2速か3速か迷った時 等) → 簡単にするとタイムが上がる人ほどシフト操作でタイムロスしている
コースの半分しか使わないとどうなるか? → タイムが逆に上がる人はコースの使い方間違えている
ブレーキを奥にしようを実施したときに自分の調整幅コントロール能力は?
ブレーキを終える場所の確認(実際に止められる)、三角地帯の意識
あと1LAPと毎週言い聞かせて『もっとタイムアップしそうか?何をどうすればどの位アップするか?』
セクタータイムの感覚と実際の走りでタイム感覚を養う
前者に引っ張られると速くなるのか?
レースの時等の競い合いや位置取りの感覚を養う
コースアウトやスピンをした時の回避の方法
等等、走り方だけでなく走りを構成している仕組みや自分の運転に対しての適正や問題点を解決するために自分の運転をより掘り下げる・・・これが出来るのがシミュレーターです。
昨日もリアルで2分20秒の方がコースに慣れて12秒までアップ、オートマからパドルシフトにしたら一時15-6秒に落ち、それに慣れて目線の送り方やタイヤマークの追いかけ方だけで10秒を切る、最終的にはパドル操作で7-8秒で走れるようになった。
リアル走行の恐怖心や自制心とMT操作であるという事を加味すると現状は13-15秒が目標。
『こういう風に走れれば自分でも7-8秒で走れる』という自信。
『こことここを気をつけてこういう精神状態で走ればいいんだ』という裏付け。
これらを今後活かして実走行を続けていきます。。。
こういったマンツーマン的シミュトレ、18日(土)の日中も受付しております。。。
Posted at 2015/04/09 12:01:57 | |
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