画像は本日のマンツーマン広場トレの中で作った8の字コース(8ersとはまた違う8の字)でのロガー比較の図です。
8の字になると180°ターンのヘアピンよりもブレーキ掛けながら進入する角度が深くなるし、その後のアクセルを踏みながらでもまだ曲がる量が残っている、だからよりブレーキが終わる位置とその時の車の向き、アクセルを踏み始めてからどの角度でどこへ立ち上がっていくか?の走りの見立て能力が大切となる。
上記のコースのように、次のコーナーの進入がすぐに始まるとなると、いま通過しているコーナーの立ち上がりを失敗すると次も連鎖的に良くないし、そこが良くないとその次また今のコーナーに戻ってきた時も負けが決定しているような状態(苦笑)
皆さんが苦手なFSWの100Rやプリウスコーナーや最終パナソニックコーナーみたいな奴でもしっかりコーナーを空間認識して車を見立て通りに走らせるにはやはり精度の高い操作や調整力が求められるという事です。
上段は澤が10LAPしたうちのベスト4LAPを重ねたもの。
下段は今日のオーナーさんが10LAPしたうちのベスト4Lapを重ねたもの。
何が違うかと言うと一目瞭然ですね。
4LAPの流れや差がほとんどなくタイム差も350m位の全長のコースでコンマ050秒。
ブレーキで行き過ぎてたり、止めすぎてたり、INに寄るのが早すぎたり、INに付けなかったり、アクセル2度踏みになってたり、遅れてたり・・・
色々な事が起きてしまうので自分の癖が何でどうすれば治るのか?がわからなくなってしまうことって良くある話なのです。
何度やっても大体同じようになる位、まずは自分の走りを安全マージンのある中で落ち着かせる、そこで見つけた癖があれば直してみる、その結果をまた検証する・・・
そういった走りの精度を高めるトレーニングが実は技術自体の底上げをする事とは別チャンネルで必要で、コースを走行するような実践でのタイムに現れるのはそういう正確な操作、裏付けのある操作の部分のほうが大きかったりするものです。
Posted at 2017/04/23 18:59:19 | |
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