2019年06月11日
いよいよLe Mans 24hが今週開催されます。
2015年に”何となくもうすぐ行けそうな気がする”と思って現地観戦。
フォーメーションラップからスタートしていく集団と、スタートして1LAPして帰ってきたLMP1のAudi,Porsche,Toyotaの驚速さに鳥肌が立った。
2016年、何もかも初のChallengeの連続。
ポールリカールでのテスト、パリでのシミュレーターテスト、テストデーの初ユーノディエールでの涙、車検イベント、チームとの共同生活、予選PP、ドライバーパレードで涙、決勝グリッドで万感の想い、4位で完走し、次は表彰台だ!と意気込む、レース明けの月曜日フランスを発つ前に雨のパリ市内で1人入った中華の美味しさ...
その時のチームのスポンサー(MOTUL)が製作した映像を改めて是非見て頂きたい!!
2017年、WECフルシーズンの中で迎えた2回目の挑戦。
開幕戦シルバーストンで優勝、Rd.2スパで3位と来て、いよいよル・マンでも!と戦ったが最初のスティントでLMP2と接触してしまいパンクしてフル1LAP走行で後退、完走5位で失意に終わった。ゲストも多くて忙殺の2年目だった。
2018年、実はきっとこれが最後になるかも?って本当に思って走っていた。
でも浮足立つ事なく、しっかり地に足付けて”一つのレース”として戦えたレース。
テストデーでトップタイムを自分で出したり、決勝もマシンのバイブレーションが修復によって収まり、自身最終スティントはG.フィジケラに段々追いつくスピードを見せられて完全燃焼出来た納得の走り。
結果は8位完走と平凡だったけど思い残す事はなし、またでもいつか来る!と想いを新たにした。
カートで戦い、国内レース、海外挑戦、マカオGT優勝、PCCAチャンピオン、アジアGTレースで日本人としての戦い、Le MansやWECへの挑戦など。
アマチュアDrのコーチが出来るプロとしての地位を作ってきたこの10年。
だからこそ、ブロンズDr(チームオーナー兼)でもなく、メーカードライバーでもなく(プラチナDrやゴールドDr)でもなく、その中間の一番ユーティリティー性が求められるシルバーDrとして世界のGTレースを見て来た経験。
でもレースの現場を離れると、雨の中でずぶ濡れになって広場トレでパイロンを直しにも行くし、定員になるイベントや赤字になるイベントに一喜一憂したり(笑)、支援者の皆さんやワンスマを支持して下さる皆さんと熱くレースやドライビングを語れる時間があり。。。
色々な経験をさせてさせて貰って来た今改めて、自分に問いたい。
『なりたい自分、あるべき姿の自分になれている?』と。
そんな梅雨の合間の曇り空の6月の1日を過ごしています。
Posted at 2019/06/11 14:03:54 | |
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