今日から火曜日まで富士スピードウェイ⇔御殿場某ホテルで
身柄拘束中。
動物占いでは像、
六星占いでは天王星+霊合星
でも一番合ってるのはやっぱり・・・B型の澤圭太です。
画像は昨日の東京タワ~。
何故か照明が不気味な青白バージョンでした。
(風邪気味!?)
さてさてF1開幕戦のプロドライバー澤的解析行きたいと思いますが
一言で言うと・・・
大方予想は当たってましたね~。(まだ自画自賛ですか・・・)
敢闘賞は3位に入ったハミルトン
アロンソとあれだけ戦えるのは今後が楽しみです。
だって彼はカート時代ニコよりも同じチームで速かったですからね。
速さだけでなく今回のレースを見ても判るとおり
かなり実践的なポテンシャルあります。
ここからは僕の独断の解析ですが・・・。
アロンソは走り方がまだBS走りになり切れて居ない。
BSは前回も書いたとおりコンパウンドで走るタイヤで
コーナーリング中にハンドルの舵角を維持して
グリップを発生させるので
ミシュランよりも当然キャンバーはネガ方向
ブレーキでフロントに一気に強大な荷重を掛けて
クリップよりも前でハンドルを戻しながら
遠心力&慣性の力とトラクションのバランスを
アクセルで取りながら加速していくような
アロンソスタイルでは
充分なコーナーリングパワーを発生させられないんですね。
それを保持しようとしてクルマはアロンソ以外が乗ると
超オーバー傾向のマシンになる。
そのマシンがですね~。
路面にBSだけのゴムが乗っていく予選~決勝の特に後半は
昨年以上にグリップレベルが高くなってどんどん操縦性が
変わっていくハズ
しかも当然更にオーバー方向にね・・・
燃料が軽くなるとかも更に追い討ちを掛けます。
流石のアロンソも
ブレーキバランスとかフロントウィング、
デフとかを調整してわざとアンダー方向にしないとペースを
保てない・・・
アロンソはまだ良かったけど
ルノー勢は更にこの症状に苦しめられていたように見えます。
この辺を調整すると一見アンダーがきつくてペースが落ちているようで
実はオーバーがひどくてハンドルがズバッと切れないから
上記の調整をしてワンランク低い次元で
とりあえずアンダーっぽく走らざるを得なくなると
言う事なんです。
アンダーとオーバーは紙一重なんです。
類似語:
イヤよ、イヤよも好きの内 (違うか?)
コバライネンの1コーナーのスピンなんかは
なんちゃってアンダーの状態の中
ちょっとブレーキを残しすぎちゃって
明らかにその結果のスピンです。
アルバートパークの最終と1コーナーはちょっとオーバーっぽい
ぐらいにしないと他のセクションの高速区間でアンダーが
強くなってしまうようなバランスのハズですから
決勝はミスしやすいんです。
(昨年のミハエルの最終のクラッシュも上記の理由と
前に居たマシンのせいで入口はちょいオーバーで出口に向けて
ちょっと早めにトラクションを掛けた途端に
予想以上にフロントのダウンフォースが抜けての縁石越えが
原因でしょう)
とにかくBSは路面とのミューとコンパウンドのマッチングが
命なのでレース中の路面変化でオーバー方向になっても対応できるように
弱アンダーを基本セットとして走り方で
調整をするのが必要かな~。
マシンは燃料が軽くなっても前後のバランスが変化しないような
傾向を探る必要があるでしょうね。
と車載映像を見ながら思っていました。
その辺
序盤はフェラーリvsマクラーレンが上手に対応していて
そこにBMWとウィリアムズ、トヨタが続く感じですね。
こう見るとマクラーレンとBMWのタイヤへの適応能力は高いと言えます、
しかし、ホンダ勢はちょっと・・・ですね。
バトンのスタイルはミシュランタイヤでも
マイルドでオーソドックスな方向を好むので
ミシュラン勢の中でもかなりアンダー傾向の強いマシンだったはず
バリチェロは左足ブレーキではなかったので昨年序盤は
バトンベースのマシンを右足ブレーキで操作するから余計に
アンダーを強く感じたはず。
中盤以降バトンと遜色ない走りが出来たのは
左足ブレーキをマスターして
アンダーをブレーキングで消せるようになったからでしょうね。
今年のホンダはBSを履いたら昨年以上にアンダーが強すぎて
今はマシンの根本の部分をもっとアンダーを消す方向に振らないと・・・。
きっと前後の空力バランスのイニシャルの設定がかなりリア寄りなのでしょう。
その状態を小手先でニュートラル方向にしても
BSのリアタイヤは縦と横をきっちりメリハリをつけるように走らないと
縦横同時に使いづらい特性があると思うので
バトンが上手にブレーキの残し方を工夫しながら
リアの荷重をコントロールして安定させても
タイヤが答えてくれないハズ・・・
これがスーパアグリとの小さな逆転現象に繋がっていると読んでいます。
決してカラーリングのせいでエコ運転を強いられている訳ではありません。
第2戦以降のルノー勢、ホンダ勢の巻き返しと
アロンソのBSタイヤ走りの目覚めが
更に興味深い今年のF1を演出してくれるでしょう~。
開幕戦はクローズドのサーキットではなかったので
あまり選択したメインのタイヤ以外での走行でも
バランスを極端に悪化させるマシンは無かったようですが
もっと路面温度が上がって
路面にゴムがもっと乗って
タイヤをいじめる様なサーキットだと
コンパウンドのマッチング命のBS故に
格闘するドライバーが出てくるでしょうね~。
と、いう事でおやすみなさい。
Posted at 2007/03/19 00:01:16 | |
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