澤　圭太のブログ一覧

ホテルに帰って夕食を
チームと共に済ませると
今回出場しているドライバーの部屋に
集合しレーシングドライビング解説が
毎晩行われている澤圭太です。


彼らはプレイステーションを持ち込んで
コードがホテルのテレビとマッチングが出来ないのに
諦めす、僕のセパンの車載映像を流しながら
それに合わせて操作をしてくれ・・・と言われます。

どうやってブレーキへの踏み変えをしているのか？
どうしてそんなに速く確実で滑らかなシフト操作が出来るのか？
ハンドルの切り始めのポイントとそのスピード
切り込みとブレーキリリースとのバランス、
クリップ付近のタメ
ハンドルリリースとアクセルのバランス
等々

ラインはＤＶＤなので変更できませんが
まるで同乗走行をしているような感覚で
話が出来るし
そのドライバーがどんな操作をしているのかも
やらせれば一目瞭然。

そして搭載されているデータを見ながら
僕のデータと重ねて
｢ほら僕の方が奥でも強く止まれているでしょ？｣とか
｢ほら、僕の方がクリップポイントが手前になっていて
ハンドルリリースが早い　でしょ？｣
｢ほら、僕の方がアクセル踏み始めは遅いしボトムスピードも
遅いけど踏み出したら全開まで速い　でしょ？｣

こういうゲームでもドライビングのクセはしっかり反映されますから
皆さんもご注意をっ！！

そしてドライビングの傾向やクセ・・・も
世界共通っ！そしてボーダレスです。

画像は
ポルシェと一緒にサポートパドックにある
ＧＰ２アジアのピットの光景
（他にスピードスターだっけ？往年のＦ１ドライバーが出るヤツとか
フォーミュラＢＭＷアジアもあります）
ピットへの移動は機材が多いので各チームに車両が配給されていて
機材の積み方もチームによって様々。

画像のように
空力重視（別にそういう訳ではないですが、前から見ると迫力っ！）
レインタイヤを屋根の上に重ねて重量バランス重視（重心は上がりますが）
工具箱が積荷の後に連結されてたり
若いメカニックが必至に行ったり来たりしてたり・・・。

強いチームはやはりこの辺も効率的で美的センスもありますね。

皆さんはドライビングの美的センスいかがですか？

遠く日本からとても嬉しいニュースが届き
プライベートはハッピー。
仕事は大変だけど責任が重くて、やりがいがあって、
必要とされる幸せを感じながら今晩の便で日本に帰る澤圭太でした。

あまりの暑さに
顔中汗だらけ・・・と言うよりは
汗中顔だらけ・・・
な澤圭太です。

マレーシアＧＰのピットには
各チームの首脳陣が陣を取るピットレーンの
ＢＯＸがあるのはご存知ですね。

やはりここで使われている機材や志向は
チームの色が出ますが、

画像のように
トーロロッソはミラーが付いていて
モニターを見ながら
振り返らなくても
ピットの様子がチェックできるようにしている。

どんだけ面倒臭がりなんだっ！って突っ込みは
無しで御願いします。

それだけ刻一刻と状況の変化を見てないと行けないって事で・・・

毎ＬＡＰ、約４ＭＢに及ぶ車両に装着している２００ものセンサーからの
情報を受けて、ドライバーに細かく指示を出したりしているらしいです。

そんなの６０ＬＡＰも続けられたら
僕のノートパソコンは一瞬でフリーズしてしまうでしょう。

だからエンジンのトラブルの兆候は約２０分前から
ピットでは判るらしいです・・・。

前回のライコネンやブルデーもきっとそうだったのでは？
（だから捨て身で無茶な突っ込みとかしてたのか？ライコネン・・・）

Ｆ１＝情報戦争ですね。

澤圭太個人レッスン
in本庄サーキット。

今回も満員６名＋
午後からプランも１名でした。

ありがとうございました。

クレフ走行会でお馴染みの方のＧＴ３
プジョー２０７ＧＴ
リピーターのＡｕｄｉＴＴ　こちら
インプレッサ
サーキット初走行の９９６　こちら
超ハードな　フタッセ
そして頑張らないとタイムが出ないロードスター

以上の面々でした。

初期のブレーキが弱いっ！
もっとハンドル切れば曲がるのに！
出口コース余っているっ！
踏み換え遅いっ！
シフト操作に気が取られてハンドル切り始めが遅れて、尚且つ速い！
（注：早いでは無い）
入口の進入角度浅いのは良いけど、ＣＰで曲がり込めてないっ！！
（ラインはＶ次の進入でＵ次のコーナーリング！？）
ブレーキのリリースが早いとか速い（ハンドル操作に対して）
パーシャルスロットルで踏みすぎっ！
ヒール＆トゥー　出来てる事になってないっ！
Ｓ字はロールの反動特性を活用せよっ！

などなど、前回と同じ事指摘されてしまった方。
自己流になる前に受けておいて良かった～と言う方。
これで自分で消化できれば富士でも筑波でも行けそう～という方。
自分のクルマってこんなに走るんだ～という方。
セットアップが不安だったけどクルマじゃないのね・・・という方。
車高低すぎっ！ショック硬すぎっ！でタイヤに荷重が乗り切らない方。
プロとの残り１秒が永遠に感じられた方。
データーロガで見るとこう言う事なのね～という方。

指摘→解説→何故？→過程→解決法→応用→練習法→発想の転換・・・
これの繰り返しです。

今日も出し惜しみ無く・・・皆さんにお返しが出来たと思います。

６名のみなので
初心者の方には初心者の方なりの・・・
中級者やクルマのセットアップに不安を抱えている方にもそれなりの・・・
上級者の最後のタイムアップ術の攻略の方にも・・・
リピーターの方には前回＋アルファの部分を・・・

完全にコントロール出来る範囲で行っていますので、
メーカー主催でもなければ、コース貸切でも無い、
当然、有名ドライバーが大挙して参加する訳でも無い。

それでも”有名なスクールに参加した！”という事実で安心したり仲間に自慢するよりは
”アイツ、あのレッスン受けてから何だか考え方も腕も上達しているな～”と
影で言われるようなレッスンにしたいと思います。

最後の最後は”気合”ですが
気合の入れ方を効率よく、リスクは最小限に・・・ここは頭ですから、
そのヒントをこれからも沢山ちりばめて行きたいと思う今日この頃です。

ここ一週間、茂原→茂木→本庄→そして今日からマレーシア・セパンで
来週は　このイベント　で九州セキアヒルズです。
（早割り適応は１０日前の今日までっ！）


４月２日の本庄は午前貸切で走行会クラスの残り４名
個人レッスンは
４月１日と２６日も現在募集中です。
（←すぐ埋まってしまうかも？なので早めに参加表明下さい）

画像：これからカートもいよいよ４ストの時代ですね・・・。

今日は日産プリンス茨城様の
走行会でツインリンク茂木に
来てました。

最近富士が多かったので
レストランのオムハヤシは久々でした。

日産系のイベントは初ですが
７０台以上の参加で大盛況っ！

３５ＧＴ－Ｒは正月の　この時　以来・・・。

３３Ｚや歴代のＧＴ－Ｒも一気に
同乗走行で乗れて
お客さんとのコミュニケーションも図れたし
また引き出しの数が増えてしまったかも？です。

これだけ走る機会があって考えて走れる環境だから
どこのイベントでどんな車両に乗っても
直ぐに体のセンサーが反応して
安全にお客さんのニーズにあった走りを具現化しつつ
良い例、悪い例をやってみせたり、
クルマのセットアップを判断しながら解説しながら
片手で茂木のＳ字をクリア出来たり・・・と言うのが
普通になってしまうんだな～とつくづく思います。

つくづく、皆さんに感謝感謝です。

先日のＲＥＶＳＰＥＥＤの取材分
原稿を茂木内のホテルのロビーで今書き終え、入稿終了。
これから明日本庄サーキットで行われる個人レッスン第４回の為に
1人で寂しく移動です。

茂木から本庄って関東平野横移動。どうやって行くの？

ホテルに着いたらマレーシアに出発前の事務仕事だな・・・。

画像：
好評発売中の車載ＤＶＤですが
商品価値が落ちても構わない奇特な方（！？）には
このように澤圭太直筆サイン入りでお送りしています。

その内にロータスの富士の車載映像もここで紹介したいですね。

｢中嶋一貴デビューレースで
７位入賞～っ！！｣
のフジＴＶの放送内連呼に
｢去年の最終戦が
デビューレースですから・・・｣と
録画ビデオを見ながら約１６回突っ込んだ
澤圭太です。

恥ずかしいから誰か修正してあげて下さい。

マッサの”トラコンが無いとタイヤが冷えてる時こうなります”という
”正しい！？”スピン方法に始まり、
マッサの”お前の突っ込みなんてこうしてくれるわ～っ”という
完全にクルサードに舐められている締められ方で
逆にクルサードが撃沈したり、

ライコネンの前半と後半は別人というような、とっちらかり方だったり
あのまま普通に行ければセフティーカー中の給油を上手く使えて
勝てたかもしれないのに・・・
それだけ飛び出したりスピンしたらエンジン負担掛かるでしょう～。
（別の問題かもしれないけど、ミスファイヤっぽかったですね。音は・・・）

エンストしないようにピットアウト時のアイドリングが皆高かったり

ピケＪｒ　対　中嶋Ｊｒ　対決に身震いしたり、
ここにロズベルグＪｒも入ったり
いづれブルーノセナが入ると・・・僕のように
２０年前のＦ１深夜放送をかじりついていた世代には堪らないですね。
（プロストのマンセルＪｒはどうしてるんだ？）

トヨタ本家はまずウィリアムズより前に行かないと・・・ですね。

最後のコバライネンとアロンソの戦いはアロンソの意地を感じたけど
コバライネンのストレートでの失速は何？って感じでした。
（黄旗で抜いた事に気づいて譲ったのか？と思いましたが
映像では確認できませんでした）

マクラーレンは磐石
フェラーリは速いけどガラスの靴。そしてタイヤが温まる迄ちょっと繊細？
（逆に言えばタイヤに優しい）
現状はルノーより上のＢＭＷ、
一歩遅れてルノーは今後の巻き返しは？
その後、ウィリアムズ、トヨタ、ホンダ、レッドブル、・・・
勢力分布は変わらずですが第２集団の混戦から何処が抜け出す？

来週、直接マレーシア現地で走りを見れるので生レポートですね。

画像：昨日の茂原でシェークダウンしたカートですが
フロントブレーキ付っ！！
これまた走り方やセットアップが微妙に違うんですよね～。