皆さんこんにちは。
7月の月末も無事乗り越えられました。
皆さんに感謝ですね。。。
さて画像は昨日のFSWドラサポの100Rの比較図です。(全てハーフウェットで997GT3RS)
A グリーンが澤の06秒0のデータ
B ブルーがオーナーさんの1回目のベスト08秒9
C レッドがオーナーさんの2回目のベスト09秒9
100Rは旋回時間が長く、旋回速度も高いのでちょっとしたことで色々な事が起きる = 怖いコーナー
そして、それぞれの100Rの入口、中、出口のセクタータイムは以下です。
@ 入口 → A 5.7 / B 6.2 / C 6.3 / (Aが0.5 ~ 0.6秒速い=飛び込むスピード速い)
@ 中 → A 3.7 / B 3.4 / C 3.1 / (Aが0.3 ~ 0.6秒遅い=旋回スピード遅い)
@ 出口 A 3.6 / B 3.8 / C 3.9 / (Aが0.2 ~ 0.3秒速い=脱出スピード速い)
TOTALのセクタータイムはA 13.0秒、B13.4秒、C13.3秒と最大で0.4秒の差となる!どうでしょうか?
これは例え大きなコーナでも減速しながら進入し、旋回が出来る速度までしっかり落として
鋭い脱出をすることがタイムアップに繋がる事を証明し、
そのスピードで減速したら挙動が乱れてしまったり、
その速度で旋回したら曲がりたい量曲がるまでに時間が掛かってしまったり、
その速度で加速を開始したら向きが変わってないからなかなかアクセルが踏み込めない
だから次の加速をより鋭くする為の準備として瞬間的に一定ステア量+一定アクセルという
”結果的定常円旋回”が発生するコーナーはあったとしても
曲がる事で精一杯、ちょっとでもアクセルを開けたらアンダーになるし
ちょっとでもアクセルを戻したらオーバーになってしまうような、旋回速度重視型の定常円旋回の
何と無駄なリスクと無駄な労力、そして逆にタイムダウンになっていることのばかばかしさがあるか、
イメージ出来ましたでしょうか?
ステアは切れる状態に持ち込んでなるべくアクセルを踏み出す迄に切ったほうが
短い時間で曲がれて加速体制に持ち込める。
皆さんが考えているであろうV字走法が丁度私が考えるU字走法位の放物円で
V字は更に鋭角になるというコーナーリングの奥深さ・・・
どうすると何がメリットで何がデメリットか?どちらが楽でどちらが難しいか?
V字走りは楽をしているのか?U字走りのほうが初心者向けなのか?
その瞬間の挙動の適正を見極める方法は?などなど
是非今後のThe学等でも徹底解剖していきたいな~と思います。
だからワンスマはタイヤのグリップ円や定常円旋回はやらないんです。
ステアリングは常に動いているモノで勝手に舵角を決めては行けない!と考えるから・・・
やるんだったら”不定常円旋回”でハンドルとアクセルとブレーキ連携で真円ではないコースを
なるべく横Gをキープしながらコンパクトに速く走れる方法を練習してもらいたいですね!
都内のカフェで空き時間にコーナーリングを熱く語るの巻でした(笑)
Posted at 2011/07/29 16:56:31 | |
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