「僕がビジネスで成功したら必ずスポンサーするからねっ!!」
そう彼が言っていたのを私は内心「はいはい、そういう人多いです」って思って聞いていた。
私も「いつかはル・マンで今頑張ってます」って話していた。
知人を介して紹介して貰って東京駅のカフェで初めて会ったのが2008年秋でした。
丁度私がPCCAのシートを失って海外のレースこれからどうしようって悩んでいた時期。
彼もビジネスがこれから動き出してきっとこれから成功するって言う時期。
それから数年、私はワンスマを立上げ、自身で立ち上げていたドライビングレッスンをしくみ化してレース活動と共にレッスン事業を必死で形にしていた時期を過ごし、彼もビジネスが形になって成功への道を辿っていたその後の数年。
そして2014年、最初のル・マンへのチャンスがスルッと手のひらから抜けて、まだまだアジアで自分の立ち位置を更に強くして、国内ではワンスマをしっかり確立しないとって思っていた時。
海外でレースをしている時にポロっと見ない番号から電話が・・・出たら数年ぶりの彼の声でした。
「ビジネス成功してやっと澤君のスポンサー出来る様になったから」
内心は、本当ですかっ?って半信半疑でしたが、帰国後すぐにまた都内で再開して話はトントン拍子。
2014年のマカオGPから彼の会社からの支援が始まりました。
2015年のドバイ24時間でのポルシェでのクラス優勝も彼の会社の支援。
ベントレードライバーとしてアジア初の活動になった2015-2016でも彼のLSFT / (当時のブランド i-Works)としてレース活動を実施。
2015-2016年のアジアンル・マンシリーズでル・マン参戦権を獲得していよいよClearwater Racingの一員としてLe Mans 24hへ行く事になった時、彼も現地で私の夢の地で一緒にスターティンググリッドで涙を流してくれた。
彼は成功してスリランカで新たなプロジェクトを政府の協力も得て始めていた。
レストランを始める、カートコースを作る(ワンスマカートに誘ったら嵌って自分でサーキット造るって飛びぬけた所迄行ってしまった 笑)って話も。
海外でビジネスを成功させるって日本人は本当に大変だから時間はかかったけど、今週やっとその時が来ました。
彼がLe Mans挑戦の3回全て、現地で私の戦いぶりを見てくれているから、這ってでも今週はスリランカに来ないと・・・と言う想いで来ました。
スリランカのフードプロジェクト部門のスタートしてコロンボ市内の中心部、ワールドトレーディングセンターの中、HSBC(銀行)やスリランカの証券センターと肩を並べてOPENする事になった日本食カフェ「AKIHABARA」のOPEN PARTYイベントに今日は出席をさせて頂きました。
何か凄く嬉しかったし、英語でのスピーチはレースより緊張したけど、ここに居れる意味を奥歯でしっかり噛み締めてその場に立ってました。
彼との出会いやお互い大変な時期に出会ったけど10年掛けてお互い夢を実現させて今も一緒にお互いを高めて刺激をしあって居れるって話を一生懸命、英語で話しました。
明日はコロンボ市内から1時間ほどの新設されたカートコースで彼のLSFTスリランカ主催のレンタルカートイベントを半日コースを貸切って開催します。
いよいよ海外でレンタルカートイベントを運営(笑)
LSFTの日本のスタッフの皆さん、スリランカの現地のスタッフの皆さん、そしてゲストの皆さんに楽しんで貰えるイベントを進行したいと思います。
それが私が彼の企業から支援を受けてレース活動が何の心配もなく活動できる様になったこの数年の恩を返せる唯一の”体で返す”って事です。
だからシンガポール → スリランカ なんです。。。
凄く感謝しかない話でした。。。 (日々精進、継続は力なりです)
Posted at 2018/09/21 20:58:23 | |
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