
九州、主に宮崎県に行ってきました。
行く前にいろいろ調べるまで宮崎県が古事記の話の舞台だとは知りませんでした。
全部で15の神社に行きました。神社には森や大木がつきものなので、かなり森林浴ができました。
境内に入ると、周りの気温より2~3℃涼しいような気がします。
1日目

霧島東神社の参道。木々に囲まれた雰囲気のよい感じです。霧島峰の山腹にあります。ここの宮司さんのお話は素晴らしかった。

狭野神社の参道。直線1kmは日本一長い参道とのこと。歩きたかったが時間がないので、近道しました。狭野の辺りは神武天皇が15歳まで暮らしたとされている地。
このほか、神武天皇の誕生の地、皇子原神社も行きました。神武天皇が腰をかけた石などもありましたが、、、神話の世界ですね。
2日目

霧島神宮。お祭りがあったので、いつもより華やかな感じ。

青島神社の鳥居と鬼の洗濯岩。この地形、とても不思議。そして素敵です。山幸彦が海から戻った後、宮殿を建てて住んだ地です。

鵜戸神宮。海に面した所にあります。ここは、トヨタマヒメが山幸彦の子を産んだといわれている地。トヨタマヒメはサメだったそう。
そのほか、宮崎神宮に行きました。
3日目

江田神社。かつては権威ある神社であったそう。菊の紋もついていたそうです。

みそぎ池。ここでイサナギからアマテラス、スサノオ、月読みの3柱の神が生まれました。神様の数は「柱」と数えます。

都萬神社。ここは、コノハノサクヤヒメを祀っていて、3人の子供に母乳の代わりに甘酒を与えていたので、清酒発祥の地とされています。

石貫神社。全国山神様の総本山です。質素で無人です。
この辺りは古事記や日本書紀のゆかりの地が多いので「記・紀の道」と言われています。

西都原公園。300万本のコスモスが植えられています。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが咲くように300万本ずつ植え替えが行われます。

美美津の家並み。雰囲気があって素敵です。地域ぐるみで昔の家を保存しようと努力しています。

郵便受けが全戸このスタイルです。神武天皇が東征に出た地のためでしょう。

立磐神社。神武天皇が腰をかけた石もあります。子供が悪さできる「おきよ祭」がおこなわれますが、「おきよ」=「起きよ」で、神武天皇が急に出陣することになり、寝ている人を起こしたことが始まり。

夜は、観光神楽を見学。面白かったです。
4日目

天安河原。ここで、八百万の神が天岩戸に閉じこもったアマテラスをおびき出す方法を話し合いました。
天岩戸神社は久々でしたが、以前の素晴らしい記憶が美化されていたため、あまり感動しませんでした、残念。というわけで写真がありません。

槵触神社。ここにも神武天皇の伝説が残っています。神話の世界なので、舞台はいろいろありそうです。木造の社殿や大木が素晴らしい。

高天原遥拝所。天から下って来た神々が高天原を懐かしんだ場所。

荒立神社。急にニニギノミコトに言われ宮殿を作ることになり、槵触山から木を切り出して造ったと言われているので、鳥居の丸太も素材を生かした感じで造られています。しめ縄の房が3・5・7に分けられているのが高千穂の特徴。

高千穂神社。いい雰囲気です。

高千穂峡。紅葉の頃が一番美しい。今回は今一つで残念。

ここは、大好きな柱状節理の地形で素敵な感じ。これは2つの時代の溶岩が重なっているところ。
宮崎市中心部以外は、道路空いていました。宮崎は陸の孤島と言われているそうです。今度は自力で行って、レンタカーで巡りたいですね~。天孫降臨の舞台霧島峰にも登ってみたいです。宮崎に行く方は、古事記の知識があると、さらに楽しめると思います。
来月は沖縄へ。久々の休暇でドライブできるのが楽しみ♪
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日本 | 日記
Posted at
2012/11/12 00:44:42