袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われたパーティレース特別戦の130分に参戦してきました。
45号車さんと100号車さんと27号車さんからお誘いを受け、現役パーティレーサ4人組で参戦です。
今回は相当気合を入れて、7日も前に袖ヶ浦のライセンスを取り練習する念のいれよう。まさか「事前に練習する予定が予定が合わず、ぶっつけ本番。朝の練習走行で10分ほど走っただけの初走行=初レース。」なんて人が同じチームにいるなんて想像もできん。
それにしてもレース前にいろいろとありすぎました。
27号車さんのブログにあるように、車両入れ替え、ガラス事件、関東ローム層の襲撃、すでにここで3重苦。神はまさか4つめの“苦”を与えまいと楽観していたところ、「ピットに催促伝説」まで、、、とても長――い2日間でした。
結果としては燃費縛りの耐久レースの面白さが出たレースでした。
まず予選。159最大のライバルはもちろん大御所大井プロ。
なわけもなく、予定どおりの6位です。いいんです、電光掲示板にのれば良いのです。
そして決勝。1番手は45号車さん。さすがチャンプだけあり、堅実なタイムと堅調な燃費でラップを重ねます。でもなぜか、ローリングスタートの時に笑いが。車両重量では明らかに不利だった。
2番手は「ピットに催促伝説」さん。この前の3時間耐久でも、一人で9秒台をだすお茶目さんです。徐々にタイムもあがりだし走りも良い感じになったところで、交代です。
3番手は100号車さん。元祖☆DTR☆E☆ROadster です。スプリントで出走しているだけあって、早いです。お願いだから関東ローム層の襲撃からは逃げてね。
4番手は私。この時点で順位は予選のときと同じ6位。選手交代をすばやく済ませダッシュです。走りだし、20秒くらいで慣れる前に、後ろからすごい勢いで2台の車が迫ってきます。あっという間に抜かれました。みんな早いなー。監督に抜かれたことを報告。
監督「タイム上げてー、まじめに走ってんのー??」
などと怒られながらも、
監督「ガソリン使っちゃだめよー」
と言われ淡々と走ります。こちらもそんなに飛ばさないので、いつものスプリントに比べ余裕があり、前を走っている2台の車のバトルを監督に報告します。
監督「わかったからまじめに走ってタイム上げてーー。あとねー1秒は上げてねー。でも燃費はそのままー。分かったー?」
その後も前で車がスピンしたり、後ろでスピンしたりしっかりと監督に報告します。そのたびに
監督「分かったからタイム上げてねー」。
そんな時、
監督「
よしもっと回していいよー」
との指示が。えー なんだか涎が出そう。ホントにいいんですかー。ヂャー回しちゃいますよー と追い上げ開始。そうは言っても100分以上走っている車なのでタイヤも疲れてお尻でるし今までにない経験。そして全92週の中で88週目にベストラップ1分21秒943がでた。予選タイムの1秒落ち。もー
ノリノリ。
そして、ラスト2週目(91週目)の2つ目のヘアピンの前で一瞬回転が落ちる。
まっまさかこれがあの 噂の ウワサの
ガス欠症状か! カ 神はわれわれに5つ目の“苦”を与えるわけがない。と考えながらも慎重にアクセルを踏む。
そして、次の週つまり最終週の92週目の同じ場所 2つ目のヘアピン前で回転が上がらなくなる。ヤバイ マジデヤバイ。止まりそー。監督に連絡。
監督「今どこー? あーそー頑張ってねー」
頑張っても出来ることと出来ないことがある。そうだDTRには出来さんがいる。
最終コーナーの前の上り坂登るかなー。そんな時少しだけエンジン復活。おーー。加速したー。そして最終コーナーを20キロくらいで回る。
監督「いまどこー?」
最終コーナー回りました。
監督「ガンバってねー」
ヤバイ!ヤバイ!、、今度こそ、ホントに回転上がりません。でも、ピットの一番奥から皆が手を振っているのが見える。ヤバイここで止まるくらいなら見えないところで止まったほうがマシだった と思いながらも慎重にアクセルをふむ。たまに2千回転くらいになる程度。
自分の体を前後に揺すりながら、アクセルを慎重に踏む。プスン、プスン、プスン そういえば子供の頃こんな車の絵本を見たな。
だましだましも車が前に進み、チームのみんなの顔が分かるくらいまで近づいてきた。ガンバレ
159号!
そして最後に神は159を見捨てなかった。やった!チェッカーフラッグが振られたー。何とか、なんとかナントカ コントロールラインを通過。その次に現れたのはエビス様のようなベテラン(あーるあんどえす)さんだった。159の次は169だった。
チェッカーの先で完全に止まった後、最後はオフィシャルの方に押して貰いピットまで戻った。
楽しい2日間だった。
月曜から日常が始まる。竜宮城から戻ってきた浦島太郎の気持ちがよくわかる。
そして159号車を運転していたI氏が催促伝説を残したという歪曲のない事実も残ることとなった。
寒い中、応援頂いた皆様、 DTR の皆様、主催者様、協賛社様ありがとうございました。
Posted at 2011/02/22 02:18:55 | |
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