2010年11月26日
皆さん 迷信って 信じますか? #3 ---第1戦回顧録
レース前日5月4日に筑波入りした。家内と2人だ。子供2人はゴールデンウイークで私の実家に戻っていた。家内と2人きりで移動するなんて何年ぶりの事だろうか。今考えると、これでリラックスできたのかもしれない。
しかし当日、朝3時半に起きる予定が2時半には目が覚めた。かなり緊張していた。
予選が始まった。思うようにクリアが取れなかったが自分なりのBestを出す事ができた。結果は1'10.597・5位である。事前の練習で1分9秒後半が出ていたため心底満足したわけではないが、レースの予選という緊張感の中でこのタイムはこの時点での私の実力である。
遂に決勝がスタートした。スタートはすこし失敗したが5位のまま1コーナーに。その後しばらく予選のグリッド順にレースが進んだ。5週ほどしたであろうか、突然黄金虫色の同じチームの100号車さんがピットに入った。予選2位だったが3位を走っていたところだ。今回はフライングをしたと後で知った。これで私は4位になった。前を走るのは16号車さん。淡々と走る。何週目だっただろうか。最終コーナー出口で少し外に膨らんでいった。その直後最終コーナー出口の先の辺りの私の目前で車が横を向いた。一瞬「もうぶつかる」と思ったが、急ブレーキ・右ハンドルで激突を何とか避け、3位に浮上。もちろんこの時の恐怖は、、、今は忘れている。
この時点で5位スタートから3位まで浮上した。前を走るのは33号車さんだ。私よりもはるかに経験豊富なドライバーである。簡単には抜けるまい。タイヤにあまり負担をかけぬよう追従する事とした。この少し後、1位の6号車さんと、33号車さんが壮絶なバトルを始めた。初レースの私にとっては見ごたえのあるバトルだった。私はピットにバトルの中継をした。しかしレース中盤でのバトルだ。タイヤには負担がかかったのかもしれない。
私の車との距離が少しずつ縮んでいく。12周目だろうか13周目だろうか、2ヘアの立ち上がりで前の車を捉えた。私はハンドルを傾け、すかさず前の車を抜く。遂に2位だ。この状況をピットに伝える。
1位を走る6号車さんはそう遠くない。残された周回数は僅かだが、しかし無理をせず淡々と走る。6号車さんは先ほどのバトルでタイヤが疲弊したのか、ペースがあがらない様だった。私との距離が縮んでいく。
しかし、ここでチェッカー。1位とのGapは0.4秒。ビギナーズラック的な面は否めないが2位となり、初表彰台、初シャンパンファイトとなった。
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サーキット | 日記
Posted at
2010/11/26 12:50:27
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