ハンターカブ!
積載能力が高くて、普通に回して乗っていれば燃費が37km/Lを下回ることがないので、ついつい遠出したくなる。
時々、往復300kmを超える日帰りツーリングもやるようになった。
しかし、そこは単気筒の原チャリww。
振動でケツは痛くなってくるし、横風に煽られてヒヤッとする事も何度か経験する。
ああ、もっと安心してツーリングできそうな大きなバイク、400ccくらいあったらなあ・・・
と、悶々とする日々。
時は19歳の頃に遡る。
私は18歳で車の免許を取得した後に、19歳でバイクの中型(普通二輪)免許を取得した。
バイクの技能教習は専ら知り合いのスーパーの駐車場
マンツーマンで兄貴にしごかれた。
そう、ビンボーだったので教習所には行ってないんですww。
飛び込み実技試験3回目にしてようやくゲット~♪
CBX400Fで中免仲間と九州各地を楽しくツーリング。
そんな折、今も鮮明に覚えている鹿児島の最南端『佐多岬』で出会った1台の750
なんと神奈川ナンバーだった。
そしてヘルメットを脱いだライダーはこれまたロングヘアの超絶美女!!!
その辺りにいた野郎ドモから「ふおお~~~(@o@)」
と、どよめきが。
美女は海に向かって思い切り大声で「最南端に来たぞお~~~♪」って、
叫んでフォア~~~ンと野郎ドモを尻目に走り去って行ってしまった。
カッコイイ~~!!!
俺もいつかは夢の限定解除して750乗りてえ~~~!
と、心で叫んでいた19歳・・・・
そう!当時は夢の限定解除と呼ばれていた時代
試験場で実技試験を受けても20人に1人が合格するか否かの超難関
この免許所持者はバイク乗りにとって憧れだったのである。
数年後、私は社会人になっていた。
車を転がすようになり、もうバイクには全く乗っていなかった。
バイク雑誌を観ることもなくなっていた。
うう、安全を取ったのだ。
そんな私ももうすっかりオサ~ンと呼ばれる御年頃
ハンターカブでリターンライダーを楽しんでいるものの、果たしてこのままでイイのか?
悶々とする日々
そして何気なく教習所のHPを覗いてみる。
●普通自動二輪免許所持者は最低12時間の教習が必要です。
●教習は1日2時間まで
え?ていう事は単純に6日間?
ドクン!、ドクン!、ドクン!
デキル?、デキルカモ?、デキルヤロ~!!
夢の扉よ開けえ~!
『平日はムリなので土日祝日コースでお願いします。
1ヶ月でなんとか取りたいんです!』
9月23日 教習所に入学~!
【1限目】
教官:『マルピーさん、コンニチワ。普通二輪免許お持ちなんですねえ。乗ってますかあ?』
マ:『カブを少し。大きいのは26年ぶりなんです(爆)』
教官:『エッ?・・・・(~~;) そらあ~、完全に忘れてるワ』
マ:『・・・・・(汗汗汗)』
教官:『じゃあ、400ccから乗ってみましょうか』
マ:『ヨロシクオネガイシマス・・・ww。』
出されてきたのはHONDA CB400SF
マ:『デ、デカイ!・・・今の400CCはこんなにデカイの?』
教官:『じゃあ、エンジンかけてえ』
マ:『?キックがない・・・アレ?アレ?(汗)』
教官:『スタートボタン、コレね』
このとき、ハンターカブのキック始動にすっかり体が慣れてしまっていたマルピーは、今時のバイクはセル始動が当たり前!という事をすっかり忘れていたのであった。
大丈夫か?オレ・・・ww
教官:『イイと言うまで外周をずっと走行してみて下さい。』
さあ、いよいよ400CC、人生の再スタート~~♪
おお~~!
走ってるよお~!
曲がってるよ~、ヒエ~~!
楽しい~~♪
教官:『次、8の字行ってみて下さい。』
ウオ~~~、ヒエ~~~
教官:『ほほう、イケそうですね。じゃあ、そろそろ750に乗ってみましょかあ』
HONDA CB750とカワサキ ゼファーがあり、400CCみたいに小柄で足付き性が良いゼファーを選択
人生初の750運転
感激~(^▽^)♪♪♪
でも、すでにこの時点でニーグリップを意識し過ぎたあまり、膝はガクガク状態
もう抑えが利きませ~ん。
ヒエ~~~!
そんなこんなで、12時限の教習をなんとか突破
そして本日、めでたく大型自動二輪の卒業検定に合格出来ました。
1本橋のためにずっと禁酒した甲斐がありました。
ヤッタ、ヤッタよ!
Posted at 2014/10/26 20:05:03 | |
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